イヤホンは有線タイプ無線タイプの二つがあり、スマートフォンのイヤホンジャック廃止により無線に移り変わろうとしています。
現在無線のワイヤレスイヤホンは性能が上がってきて有線とあまり変わらなく、各社から次々と開発・販売されています。
それに伴いワイヤレスイヤホンの普及率が爆発的に上がっています。
今使用しているワイヤレスイヤホンから性能を上げたい人。
有線イヤホンからワイヤレスイヤホンに変更したいがどれが良いか分からない人。
今回はSONY社から発売され売り切れ続出の完全独立型ノイズキャンセリングイヤホン
WF-1000XM3を紹介致します。
WF-1000XM3の紹介
まずこのワイヤレスイヤホンは現在かなりの人気商品でネット通販では数か月間待ち等があるほどで、自分が購入する際15件ほど家電量販店に問い合わせてやっと1件在庫有の所を見つけて購入しました。
カラーバリエーションはブラックとシルバーがあり今回はシルバーを購入
①ノイズキャンセリング
「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1e」と「デュアルノイズセンサーテクノロジー」で、業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を達成し、飛行機のエンジン音などの低音から人の声などの中高音まで、幅広い帯域のノイズを大きく低減しています。
②高音質技術DSEE HX
CD音源、MP3などの圧縮音源、音楽や動画などの配信サービスもハイレゾ相当の高解像度音源にアップスケーリングする高音質技術DSEE HXを完全ワイヤレスで初搭載しています。
③安定した接続性、遅延も低減
新型のBluetoothチップを搭載し、音楽再生機器から、左右の本体それぞれに同時伝送する方式を採用しています。加えて、アンテナの構造と配置を最適化することで、安定した接続を実現し、動画視聴時の映像と音声の遅延も低減しています。
④長時間の外出も安心、最長24時間のロングバッテリーライフ
本体のみで6時間、付属のケースで3回分充電して合計24時間の音楽再生が可能です。また、突然の外出時も安心な急速充電にも対応しています。
⑤タッチセンサーでの本体操作
本体のタッチセンサーで曲の再生や、送り、戻し、イヤホンを外さず瞬時に周囲の音を聞ける「クイックアテンションモード」等が操作出来ます。
詳しいスペック等は→公式
WF-1000XM3のファーストインプレッション
見た目
正面
大きな丸い部分がタッチセンサーになっています。
裏面
他のイヤホンに比べ独特な形だがこのおかげで装着感の向上に繋がっています。
ケース
ケースも高級感があり所有欲を満たしてくれます。
ノイズキャンセリングを使用してみて
このWF-1000XM3の目玉機能のノイズキャンセリングを試してみました、購入前に家電量販店で音楽をまだ流していない状態で試聴した際に最初の印象としては
その時、家電量販店ではある程度人がおり、・話し声・足音・空調音があるにも関わらずノイズキャンセリングをONにした瞬間それらの雑音がかなり抑えられました。
その状態から音楽を流せば周りの雑音はまったく聴こえなくなり、かなり音楽に集中できるようになりました。
自分はまだノイズキャンセリングを今まで体験してなかったので正直驚きました。
しかし、最初は驚いたものの電車等の騒音が多い場所では音楽を流したとしても話し声や電車のモーター音が聴こえてきますので完全に騒音をシャットアウト出来ない。
それでもノイズキャンセリングONとOFFではかなりの差があるので効果は抜群です。
周囲の音を聞きたい場合に便利なクイックアテンションモード
このイヤホンにはマイクが内蔵されていてそのマイクを通してイヤホンを外さず瞬時に周囲の音を聞けるクイックアテンションモードといわれる機能あります。
例えば、電車で音楽を聴いていて次は何処の駅かアナウンスを聞く場合に左のイヤホンのタッチセンサーを長押しすると現在聴いていた音楽が最小音量になり周囲の音が聞えるという優れものです。
Bluetooth接続の安定性
有線イヤホンだと接続の途切れ等は気にしなくても大丈夫ですが、ワイヤレスだと人ゴミでは接続が途切れる場合があるのでWF-1000XM3を実際に使用し途切れるかどうか検証してみました。
場所は
- 満員電車
- 都会の改札口
- 人ゴミの地下街
①から検証しましたが、接続の途切れは感じなかった。
②は数十分に一回の頻度で途切れが発生しましたが、ほんの一瞬なので音楽を聴く上では支障なかった。
③ ②と同じでした。
結果としては接続は安定していてストレスは感じなかった。
その他補足
イヤーピースはハイブリッドイヤーピースロング(SS/S/M/L)画像右
トリプルコンフォートイヤーピース(S/M/L)画像左が付属
開封時には恐らくハイブリッドイヤーピースロングのMサイズが装着されている
- 防水機能は無い
- 詳しいイヤホンの設定にはアプリが必要(後ほど解説)
WF-1000XM3の音質
高音~や低音が~と難しい話は抜きにして端的に言いますと普通に良い音です。
iphoneに最初から付属しているイヤホンよりも良い音で細かい音も聞こえます。
DSEE HXは少しながら効果があるようでオンにするとやや音質が向上します。
ですが、音質は値段相応ではないので、音質を優先する方は有線イヤホンをおすすめします。
WF-1000XM3は音質重視ではなく、通勤や通学、よく外で音楽を聴く人用向けに感じました。
WF-1000XM3の設定方法
まずスマホでAPP storeやPlay storeでSony Headphones Connectと検索しアプリをダウンロードします。
こちらはplay storeの画面 一番上がSony Headphones Connect
イヤホンをペアリングした状態でアプリを開くとこのような画面になります。
このアプリで・バッテリーの確認・DSEE HXのON.OFF・イコライザーなどが出来ます。
WF-1000XM3の総評
自分は今まで数千円~数十万円のイヤホンを所持してきて今回初ワイヤレスなのですが、ワイヤレスの利便性やノイズキャンセリング等の機能性がこのイヤホンに集約されていて最新のイヤホンという感じがしました。
ですが、ノイズキャンセリングの性能、接続の安定性はあと一歩といったところでWF-1000XM3の次の機種に期待し、これらのノイズキャンセリングと接続の安定性を向上した製品を完成させてくれるのが待ち遠しいですね。
前述に記載した通り、WF-1000XM3は音質重視ではなく、通勤や通学、よく外で音楽を聴く人にとっては非常にバランスのとれたワイヤレスイヤホンですので、外で音楽を聴くようのワイヤレスイヤホンとしては優秀だと思います。
ワイヤレスは苦手で有線イヤホンを使用したい方にはこちらがオススメ。