元々はゲーマーの疲労を減らすために人体工学に基づいて設計されたゲーミングチェアで2013年くらいから多くのプロゲーマーなどに愛用され、認知を広めてきたゲーミングチェアですが、そのコストパフォーマンスの良さからゲーマーだけに留まらず、フリーランスとして活動しているWebデザイナーやWebエンジニアをはじめとした多くのクリエイター等もゲーミングチェアを作業のお供として起用されてきています。
ゲーミングチェアが登場するまでは、
- 腰痛持ちに優しい
- 長時間のPC作業でも疲れない
などの条件にあてはまる椅子を求める方は、アーロンチェアなどエルゴヒューマン等の高額な椅子という選択肢しかありませんでしたが、ゲーミングチェアが登場してからは、3万~4万円台で以上のような条件をクリアすることが可能になり、その性能からここ数年で一気に口コミなどでゲーミングチェアが普及されたように感じます。
DXRACER,AKRACING,Bauhutteなどそれぞれゲーミングチェアを開発しているメーカーがあります。
各社のゲーミングチェアそれぞれ椅子の硬さやフィット感等が違うのと人それぞれ体系などによって感じ方が違うのでゲーミングチェアのレビュー自体は避けてきました。
ちなみに私は170cm 56kg 細身体系でDXRACER DXZシリーズを使っています。
店頭で他社のゲーミングチェアと座り比べた結果座面自体が他社製品に比べて軟らかい、お尻と腰がちょうどいい感じに包まれると印象からセレクトしたのでゲーミングチェアの購入を検討されてる方は家電量販店のゲーミングブースなどで座り比べてみるのをおすすめします。
前置きが長くなりましたが、ゲーミングチェアを使いだすまでは座椅子でPC作業をしていたこともあり、体に染みついてるのか、ゲーミングチェアを使いだしてもどうしてもあぐらをかいたり足を遊ばせたいというのがありました。
たしかにゲーミングチェア自体腰も痛くならない、疲れないと満足していたのですが、こういった背景からどこか足が落ち着かないというのがありました。
今回Bauhutteから販売されているゲーミングオットマンワイドを導入することでこの小さな悩みが解決したので紹介していきます。
Bauhutte ゲーミングオットマンワイドの紹介
ゲーミング家具のモデルにコスプレイヤーの伊織もえを採用することでここ最近で一気に認知の広がったゲーミング家具ブランドではないでしょうか。
今日はBauhutteさんのお仕事撮影だったけど、オフショット見ると実際家でゲーム中のいおりんを撮ってもらったようなものだった꧁˙꒳˙꧂ pic.twitter.com/nZbFPlDttH
— 伊織もえ (@moe_five) June 29, 2019
ゲーミングオットマン自体はAKRACING等各社から販売されてますが最近盛り上がりを見せているBauhutteから唯一ワイドタイプのゲーミングオットマンが販売されているので紹介します。
ゲーミングオットマンワイドはゲーマー向けにゲーミングチェアに座っててもあぐらをかきたい人や背もたれを倒したときに足をもっと遊ばせたい人に向けた商品で、デスク下に置いても邪魔にならないように奥行を削りスリムなデザインを実現させています。
スペック等は公式サイトで確認できます。
Bauhutte ゲーミングオットマンワイドの組み立て
ベースに4つの足をつけてカップを乗せます。
カップを乗せたらサスペンションを乗せます。
その上に足置き部分の部品を乗せるだけと組み立ては非常にシンプルで女性でも簡単に5分ほどで完成する設計となってます。部品自体もしっかりとした質感があります。
しかし、組み立てがシンプルが故、使っていくにつれて個人的に良くない部分もあったので後ほど紹介します。
Bauhutte ゲーミングオットマンワイドの使用レビュー
まず素材がファブリック素材というメッシュのような生地で作られていることもあり、夏場での使用でも汗がべたつかずに快適に足を置くことができました。
ゲーミングチェアをリクライニングにして足を真っ直ぐ延ばして足を置くなどにも使えますが私はリクライニングするくらいならベッドで横になるので使いませんでしたが他にも人それぞれの癖で活用ができるといった印象。
ただ私の場合100%あぐら使いなので使っていくうちにくるぶしが支点となるため別にワイドじゃなくても良かったなというのがありました。
Bauhutte ゲーミングオットマンワイドの総評
Bauhutteゲーミングオットマンワイドの良い点
- メッシュ素材で足を置いていても汗がべたつかない
- ゲーミングチェアの効果を拡張し人それぞれの癖に合った座り方ができる
- スリム設計なので思ってたより邪魔にならない
Bauhutteゲーミングオットマンワイドの良くない点
- 昇降機能で調整できるのが約4cmなので正直いらない
(基本的にデスク下に置く物なので潜って昇降バーを触るくらいならゲーミングチェア側で高さ調整した方が楽な上オットマンの高さを下げる際にそれなりの圧をかけないといけないので引っ張りだすのが面倒臭い) - 座面が正面に向きに戻る機能もあるがこれもいらない(この機能によって座面がズレる為)
この機能のせいでしばらく使っていると結構目立つ感じで座面がズレてくるので気になる人は気になります。
正直この機能付けるくらいならリミットして値段下げるかサスペンションをがっちり固定できるようにしてほしかった。
組み立て手順を見れば分かるように結構ポン付けで組み立てれます。逆に言うと座面を持ちあげると簡単に足の部分とサスペンションが外れるので小さいお子さんとかがいらっしゃる家庭とかだと危ないんじゃないかなと思いました。
- ゲーミングオットマンのワイドタイプはBauhutteから販売されているBOT-700だけなのでレザー製のゲーミングチェアとデザインを統一させたいなどのこだわりのある人には向かない
結構辛口レビューになりましたが、私に向いてなかっただけなので悪い商品というわけではなく、用途がリクライニングで足を大きく広げて真っ直ぐ延ばしたいという方には向いてると思います。
あぐら使いであれば通常のワイドじゃないタイプのゲーミングオットマンの方がいいじゃないかなといった印象です。
ゲーミングチェアに座りながらあぐらをかいて快適さは増しましたが、実際にはワイドタイプの大きさはいったかな?と思う節もあったので、
あぐら使いだけの人におススメ
あぐらだけじゃなく足を真っ直ぐ伸ばしたい人におススメ