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アップルから大幅進化を遂げたワイヤレスイヤホン Airpodsproをレビュー

Air-Pods-pro

数年に一度、全てを変えてしまう画期的な商品が生まれます。

その中の1つ「ワイヤレスイヤホン

先駆けとなったのはApple社のワイヤレスイヤホン「Air Pods

Apple社で開発された全ての製品は、MacintoshでPC業界を変え、ipodでは音楽業界を変え、iPhoneでは電話業界を変え、そしてAir podsではオーディオ業界までも変えてしまいました。

そしてノイズキャンセリング機能を備えて登場した最新機Airpods proをレビューします。

Airpods proの紹介

アクティブノイズキャンセリング

耳の形とイヤーチップの装着状態に常に適応しながら、外側の世界を遮断。聴いている音に集中できるようにする。AirPods Proは、そんなアクティブノイズキャンセリングを持つ、ただ一つのインイヤーヘッドフォンです。公式引用

 

ノイズキャンセリング機能が付いたワイヤレスイヤホンは選択肢が少なかったのですが、ついにAirPods proでは目玉機能としてノイズキャンセリング機能が追加される事となりました。

イヤーチップの交換が可能

装着感をカスタマイズして、アクティブノイズキャンセリングのために抜群の密閉性を生み出せる。これまでにないレベルのインイヤーヘッドフォンを作りました。洗練された快適さを細部まで。あなたが感じるのはヘッドフォンではなく、音楽そのものです。公式引用

第2代世代までのAirPodsはイヤーチップの交換が不可能だったのですが、Airpods proではイヤーチップ交換がApple純正のイヤーチップのみ可能になりました。

執筆時点(2019年12月2日)では純正品のイヤーチップのみ交換可能ですがサードパーティー製でAirpods pro対応のイヤーチップが販売される可能性はあります。

外部音取り込みモード

周囲の音を聞きたい時は、外部音取り込みモードに切り替えましょう。近くにいる人と会話する時などに、すべてが自然な感覚で聞こえるようになります。アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードの切り替えは、軸部分にある感圧センサーを長押しするだけ。一瞬で完了します。公式引用

防水機能

あなたのワークアウトにもしっかりついていけるように、AirPods Proには耐汗耐水性能を持たせました。メッシュのマイクロフォンポートがより大きくなっているので、強い風の中での通話もよりクリアに聞こえます。公式引用

防水規格はIPX4で雨や汗などの防滴相当となります。

バッテリー性能

  • AirPods Pro 1回の充電で最大4.5時間の再生時間
    (アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードをオフにした場合は最大5時間)
  • 1回の充電で最大3.5時間の連続通話時間

AirPods Pro with Wireless Charging Case 24時間以上の再生時間 18時間以上の連続通話時間 充電ケースでの5分間の充電で約1時間の再生時間、または約1時間の連続通話時間。公式引用

Airpods proのファーストインプレッション

見た目

・正面

以前のAir podsよりカナル型に近くなってます

・装着側

イヤーチップの取り外しが可能。

・ケース

ケースは小さくポケットに忍ばすことが出来きます。

・イヤーチップ

開封時の状態だと本体にはMサイズのイヤーピースが装着されており、付属でSサイズ、Mサイズが付属します。

Bluetooth接続の安定性

Bluetooth接続の安定性を確認する為に満員電車、都会の改札口、人混みの地下街で検証しました。
  1. 満員電車
    途切れることはなかった
  2. 都会の改札口
    途切れることはなかった
  3. 人混みの地下街
    途切れることはなかった
以上の様に人が多く、電波が飛び交っている場所でも1度もBluetooth接続が途切れることはなく、結果として良好でストレスフリーで音楽を聴けました。

 

AirPods Proの音質等のレビュー

まず一番大事であろう音質からレビューします。

AirPods Proの評価
音質
(3.0)
外部音取り込みモード
(4.0)
ノイズキャンセリング
(4.0)
装着性
(5.0)
拡張性
(1.0)
総評
(4.0)

音質:★★★☆☆

正直に言うと音質は良くも悪くも普通な音質で高音、中音、低音が均一に出ていて
「フラット」に聴こえました。

少し低音が足りないと感じましたが万人受けする音質だと思うので、この音質を「悪い」と感じる人はいないでしょう。

ただ値段が値段なのでこの音質では価格相応の音質かと言うと割高に感じました。

外部音取り込みモード:★★★★☆

Airpods proのボタンを長押しすると切り替わる外部音取り込みモードは優秀で、

コンビニ等の会計の際に店員さんの声などもハッキリと聴きとれるので重宝しています。

また[iphoneの設定]→[体および動作]→[Airpods]の項目からノイズキャンセリングと外部音取り込みモードの長押しする感覚を調整することができます。

ノイズキャンセリング:★★★★☆

ノイズキャンセリング機能は素晴らしく、インイヤータイプでは考えられないぐらい遮音してくれます。

特に電車や騒がしい飲食店等ではある程度の騒音はカットし、音楽を流せばほぼ周りの騒音は聴こえなくなるので、集中して音楽を聴けます。

車の交通量の多い環七(東京都道318号環状七号線)沿いなどで使ってみましたがイメージとしては、通行している車両全てがプリウスになったような感覚になります。

ノイズキャンセリング機能が優秀すぎて車両の接近などに気が付かなくなるレベルなので外部音取り込みモードなどで使う等、外で使う際は注意が必要です。

個人的には以前紹介したSONYのWF-1000XM3のノイズキャンセリング機能よりも優秀に感じました。

装着性:★★★★★

装着性はかなり良く、耳に快適にフィットし、ストレスなく音楽を聴けます。

走ったりしてもイヤホンがズレず、ワークアウト等でも活躍してくれるでしょう。

余談ですが、ノイズキャンセリング機能が優秀で外部の音を遮断してくれる上、装着性も良いので作業用イヤホンや寝イヤホンとしても使えます。

拡張性:★☆☆☆☆

イヤーチップが他社との互換性が現在の時点ではなく、拡張性は無いので音質を好みの音質に味付けすることはできない。

前述で少し触れましたが、Airpods proのイヤーチップは独自の形状をしており、Apple純正品のイヤーチップにしか対応していない為現在はAirpods proに対応したサードパーティー製イヤーチップの販売待ちといったところです。

総評:★★★★☆

ノイズキャンセリング性能、装着性、がかなり高水準にまとまっており、カジュアルに音楽を聴いたり、トレーニング中に音楽を聴いたり、作業中に音楽を聴く際にはベストでしょう。

もちろん通勤、通学にも最適です。

ケースも小さいので鞄に入れずポケットに収納できるのも良いですね。

ただし音質がそれなりなので、本気で音楽を聴く人にとっては物足りないワイヤレスイヤホンだと感じました。

Airpods proのまとめ

良い点

  • ノイズキャンセリングが良い
  • 装着性が良い
  • バッテリーが持つ
  • ケースが小さい

いまいちな点

  • 音質と値段が釣り合っていない
  • 他社のイヤーチップが使えない

 

販売価格が約3万円とワイヤレスイヤホンの中ではハイエンドクラスになり、なかなか手を伸ばしにくい価格ですが、音質以外はAirpods Proは全体的に高いレベルに仕上がっています。

純粋に音質重視で音楽を楽しみたいという人よりは、一般的に生活の一部として音楽を聴く人iphoneを使っている人には最善のワイヤレスイヤホンになり、後悔なく快適にミュージックライフを過ごせるでしょう。

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