イヤホンは有線タイプ無線タイプの二つがあり、スマートフォンのイヤホンジャック廃止により無線に移り変わろうとしています。
現在の無線のワイヤレスイヤホンは音質や接続性の向上し性能が有線イヤホンとあまり変わりがない水準で市場に売り出されることとなり、多くのオーディオメーカーから次々と開発・販売されています。
- 今使用しているワイヤレスイヤホンから性能を上げたい方。
- 有線イヤホンからワイヤレスイヤホンに変更したいがどれが良いか分からない方。
- いっぱいワイヤレスイヤホンが発売されてるけど何が違うの?っていう方。
- 音質と装着性を重視し、手軽に音楽を聴く人や本気で音楽を聴きたい方
などに向けてワイヤレスイヤホンを選ぶ際の判断材料として私たちのワイヤレスイヤホンの使用感をお届けします。
ハイブリッドドライバーを兼ね備えた完全ワイヤレスイヤホンで、イヤホンオタクで有名な日本のアーティスト「凛として時雨」のドラマー・ピエール中野氏監修の元、チューニングを施したコラボレーションモデルです。
ちまたでは通称ピヤホンという名で親しまれているAVIOTのTE-BD21f-pnkをご紹介致します。
最新のAVIOT人気イヤホンはこちら
AVIOT TE-BD21f-pnkの紹介
①ハイブリッドドライバー
低音域での歪みが少ないダイナミックドライバーと、感度が高くハイスピードで、中高音域の再生が得意なバランスドアマチュアドライバーとを組み合わせたハイブリッドタイプは、理想のスピーカー構成の一つと言えます。しかしクロスオーバー回路の設計や小型化が難しく、消費電力が大きくなる事から、ワイヤレスイヤホンでの採用例は少ないのが実情です。AVIOTはその持てる集積技術そして省電力技術とを総動員しその難題をクリア。小型化と長時間再生とを実現しました。
ダイナミックドライバーには、応答性を極限まで高める為に大型ネオジウムマグネットを搭載し、リスニングテストを重ねて厳選した、超軽量・高剛性PETチタンコンポジット振動版を採用。バランスドアーマチュアドライバーは、この高性能ダイナミックドライバーとの繋がりの良さを重視し、AVIOT専用にチューニングされたカスタム品を採用しました。
公式サイトの紹介文より抜粋
補足:バランスドアマチュアドライバーとは、高級なイヤホン(5万円レベル)のイヤホンに採用されているドライバーとなっており、ダイナミックドライバーでは表現出来ない繊細な音の表現が出来るようになります。
ちなみにダイナミックドライバーとは安価なイヤホンに採用されているドライバーとなっておりますが、音の低音域の表現がバランスドアマチュアドライバーより自然なので、まさにTE-BD21f-pnkは音質の良いとこ取りといった感じですね。
②ハイブリッドTWSとは思えない、翼のような軽さ
最新SoC QCC3020の採用と、AVIOTの低消費電力設計との相乗効果で、片側僅か5.4gの軽量ボディながら、最大7時間*の連続再生を実現しました。また同SoCは、左右独立通信規格TrueWireless Stereo Plusを搭載。対応スマホとの組み合わせにより、左右のイヤホンがそれぞれ独立して通信する為、妨害電波に強く、更に安定した再生が可能となります。公式サイトの紹介文より抜粋
*より高音質なaptXコーデック使用時や、電波状況や音量によっては2-3割程度再生時間が短くなる場合があります。
③高性能を守り、充電する、チャージングケース
スリークなデザインで軽量(約51g)でありながら、イヤホンを約3回充電可能な大容量バッテリーを搭載しています。イヤホンと併せて最大25時間の再生が可能。USB Type-C端子を採用し、より利便性も高めました。公式サイトの紹介文より抜粋
④AVIOTなら、もっとつながる
高周波回路の設計技術と実装ノウハウを活用し、イヤホン本体の内蔵アンテナを新規に設計。電車の中や駅の構内など電波環境の厳しい場所でも音切れを最小限することに成功しました。お気に入りのオンガクをどこでも快適に楽しめます。公式サイトの紹介文より抜粋
⑤アルミ製ボディ
イヤホンのローレット加工部分には、無垢のジュラルミンより削り出した、こだわりのパーツを使用。手触りの良さはもちろん、外来ノイズからの影響を抑える効果も期待できます。普段から持ち歩くものだから、細部に至るまでとことんこだわって造り上げました。公式サイトの紹介文より抜粋
⑥専用ケースと、紛失防止用ストラップ
コラボレーションモデル専用にデザインされたセミハードケースを制作しました。また、ピエール中野さんのアイデアにより、イヤホンの片側が落下しても紛失しないよう、両方のイヤホンを繋ぐストラップも同梱しています。公式サイトの紹介文より抜粋
その他にもシステムボイスにcv花澤香菜さんが担当しています。
- 専用ケース、イヤホン本体のバッテリー持ちは良い。
- 指が太い人はケースからイヤホン本体を取り出しにくく感じるかもしれない。
最新のAVIOT人気イヤホンはこちら
AVIOT TE-BD21fの見た目
イヤホン本体
TE-BD21f-pnkは通常版のTE-BD21fと違い黒×金の2トーンカラーで側面のロゴもピエール中野氏のロゴが刻印されています。
ケース
ケース本体の幅はそれなりに大きいのですが、高さがあまりないのでポケットにも忍ばすことが出来ます。
こちらは付属のケースでバッテリーケースを傷つけずに持ち運ぶことが可能です。
イヤーピース
純正イヤーピース(S/M/L)とspinfitといわれる特殊なイヤーピース(S/M/L)
それぞれ1セット付属します。
最新のAVIOT人気イヤホンはこちら
AVIOT TE-BD21fの音質等のレビュー
まずハイブリットドライバー搭載機として音質を売りにしているTE-BD21f-pnkの一番大事であろう音質からレビューします。
音質:★★★★☆
TE-BD21f-pnkを最初に聴いた時の感想は正直言って良くなかったです。
理由としましては、高音がキツくボーカルのサ行やドラムのシンバル音がガンガン刺さり、まともに聴ける様な音質ではなく、「あまり良くないな・・」というのがファーストインプレッションでした。
ですが、中音や低音を意識的に聴いているとバランスドアマチュアドライバー特有の繊細な音が鳴っている事に気付き、主張が激しい高音をイコライザーで下げると音の刺さりが緩和され、バランスの良い音になり、この価格帯では信じられない程高音質になりました。
もしイコライザーで調節しても良くならなかったら星2でした
音の傾向としては、ノリ良く聴かせてくれるドンシャリ型です。
JPOPやロック等の現代音楽と相性がよいでしょう。
個人的にはもう少し迫力ある音であれば完璧でした。
最新のAVIOT人気イヤホンはこちら
装着性:★★★★★
・付け心地
カナル型なので装着性は良く、激しい運動などでも落ちることはありませんでした。
・遮音性
クラシック等の静かな音楽を外で聴いてもノイズが気にならないくらい遮音性が良く、
sonyのwf-1000xm3やAirpods proのノイズキャンセリングと遜色のないように感じました。
拡張性:★★★☆☆
イヤーピースが付属で豊富な種類があり他のイヤーピースとも互換性があると思います。
ただノズルが他のイヤホンとは違い楕円形なので他のイヤーピースを使用する際はパワープレイが必要かもしれないので注意が必要です。
Bluetooth接続の安定性:★★★★★
総評:★★★★☆
音質良し、装着性良し、Bluetoothの安定性も良しなので、総じて完成度が高いワイヤレスイヤホンです。
がしかし音のバランスがあまり良いとは言えず、イコライザーで音域を調節しない限りは音は良いとは言えません。
最新のAVIOT人気イヤホンはこちら
AVIOT TE-BD21f-pnkのまとめ
良い点
- イコライザーで音を調節すれば音質は良い
- 装着性が良い
- 付属イヤーピースが豊富
- バッテリー長持ち
- 「凛として時雨」好きは買い
いまいちな点
- 音の線が細く、迫力ある音であれば完璧(私の好みですが)
- イコライザーで音を調節しないと高音が刺さる
- 限定生産な為、手に入りずらい
ハイブリッドドライバー搭載イヤホンとして話題になったTE-BD21f-pnk
ファーストインプレッションでは高音が気になり音のチューニングの詰めが甘いと感じましたが、イコライザーで調節すればTE-BD21f-pnkのポテンシャルが最大限に発揮され高音質になり、音にこだわりを持っている人も十分満足出来るでしょう。
その他装着性、接続安定性も高いレベルで仕上がっているので、純粋に音楽を楽しみたいのであればこのTE-BD21f-pnkは今発売されている数々のワイヤレスイヤホンの中でも間違いなく「買い」のレベルだと感じました。
最新のAVIOT人気イヤホンはこちら
ただしTE-BD21f-pnkは限定モデルなので手に入りにくい場合は外観と音のチューニングが違うだけでベース機と性能自体は一緒ですので通常モデルを試してみるのもありかもしれません。