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コスパの良いゲーミングモニター ASUS VG258QR(24.5)をレビュー

ASUS-VG258QR24.5をレビュー

各メーカーが高スペックのゲーミングモニターを開発し、ゲーミングモニターの選択肢は年々増え続けています。

正直機能なども多いモニターが多く、この機能なんだろう?この機能本当にいるの?っていう疑問を持つ人も多いんじゃないでしょうか?

以前紹介したBenQ ZOWIEのフラグシップ XL2546は各メーカーから販売されているゲーミングモニターを含めても競技性のあるe-sportsのシーンでは間違いなく最高位のモニターと言えますが、あくまでこれはFPSをメインにプレイする私の率直な感想です。

ガッツリとFPSをプレイするユーザーからすれば、XL2546は間違いなく感動をもたらしてくれますが、FPSは程々にしかしない人やMMOやSteamでソフトゲームをプレイする割合の方が多いって人にとっては最適とは言えずお金を無駄にするだけです。

XL2546のレビューはこちら

そこで今回はASUS VG258QRを紹介します。このVG258QRはASUSブランドということで品質が良い、G-sync compatible等の機能も詰まっている、Amazonでのセール対象になることも多くセールを狙えば25000円前後で購入できるというコスパも優れているモニターです。

FPSもっと勝てるようになりたいから144hz以上出るゲーミングモニターが欲しいって人や、FPSもできてMMOとかsteam等でソフトゲームもマルチにプレイしたいという人にオススメのモニターなので、参考にしていただければと思います。

ASUS VG258QRの外観紹介

ASUS VG258QRの前面

ASUS VG258QRの背面

画像では通していませんがモニタースタンドの中央部に穴が開いており配線を穴に通すことでまとめることができます。

  • 高さ調節(0~13㎝)
  • 左右角度調節(+90° ~ -90°)
  • ピボット機能(時計方向反時計方向90˚)
  • 前後角度調節(+33° ~ -5°)

ASUS VG258QRの機能紹介

商品概要:本製品は24.5型フルHD解像度のゲーミング液晶モニターです。0.5ms*の応答速度と165Hzの高速なリフレッシュレートを実現しており、スムーズで残像感のないゲーム画面を映し出します。ASUS独自の「Extreme Low Motion Blur」および「Adaptive-Sync(AMD FreeSync™)」テクノロジーを搭載しているため、ティアリングやスタッタリングのないスムーズなゲームプレイが可能です。ASUS GamePlusとGameVisualテクノロジーをはじめとしたゲーマー向けの機能も搭載しており、ゲーム体験をまったく新しいレベルへ引き上げることができます。公式引用

スペック及び機能の詳細については公式サイトの概要を見た方が分かりやすいかと思います。

ゲームや動画を残像感なく表示できる0.5msの高速な応答速度とASUS独自のEXTREME LOW MOTION BLURテクノロジー

本製品では、0.5ms*の超高速な応答速度を実現した液晶パネルを使用しており、PCゲームや動画を残像感のないハッキリとした映像で楽しめます。
また、最新のASUS Extreme Low Motion Blurテクノロジーを搭載しており、画面からスミアやモーションブラーを取り除き、動体の描画をより鮮明に表現します。
*0.5msの応答速度は内部のテストに基づく最小値となります。応答速度は試験の条件によっては異なった値が出ます。公式引用

G-sync compatible製品

本製品はG-sync compatibleとして認定されており、NVIDIA GeForce GTX 10シリーズおよびNVIDIA GeForce RTX 20シリーズグラフィックスカードでデフォルトでVRR(可変リフレッシュレート)を有効にすることで、シームレスでティアリングのないゲーム体験を提供します。公式引用

FPS値を重要視する競技性のあるゲームに対してSteam等のアクションゲーム等で重宝する機能です。

ざっくりと言えばFPS値を固定することで描写幅をなくしよりなめらかにゲームをプレイすることができます。

ゲームに最適な165Hzの超高速リフレッシュレート

本製品は、1秒間に画面を165回書き換える(表示する)ことができる、165Hzのリフレッシュレートに対応する高性能液晶ディスプレイです。一般的な60Hz対応の液晶ディスプレイよりも格段に滑らかな表示でPCゲームを楽しむことができます。公式引用

165HzはDisplayPort接続のみ対応です。

スムーズなゲームプレイを実現するADAPTIVE-SYNC (AMD FreeSync™) テクノロジー

Adaptive-Sync(AMD FreeSync™)テクノロジーは、画面のティアリングやフレームレートの不安定さを取り除き、表示の乱れや遅延を最小限に抑えることで、想像を絶する程に高速で滑らかなゲーミングビジュアルを実現します。最新のテンポの速いFPS、スポーツゲーム、アクションアドベンチャーゲームをプレイするときにシームレスでラグフリーな映像を提供します。公式引用

入力遅延を極限まで抑えるGameFast入力技術を搭載

一般的な液晶ディスプレイでは、コントローラやキーボードで操作を行ってから、その操作の結果が画面に反映されるまでに若干の遅れがあります。この入力遅延が大きな液晶ディスプレイでは、アクションゲームや音楽ゲームを気持ち良く楽しむことができません。公式引用

7種類の画質プリセットを用意するGameVisual機能を搭載

遊ぶゲームジャンルに合わせて最適な色調やコントラストなどを選択できるGameVisual技術を搭載しています。用意しているプリセットは、ゲーム用の「FPS」、「RTS/RPG」、「Racing」の3種類に、映画用の「Cinema」、写真や動画用の「Scenery」、正確な色表示を行いたい場合の「sRGB」の3種類を加えた計6種類です。公式引用

画面上にゲーム用の照準などを表示するGamePlus機能を搭載

本製品にはゲーム用に特化した便利な機能として、GamePlus機能を搭載しています。たとえば、GamePlus機能のAimpointモードでは、画面上に照準を表示することができ、FPSゲームなどをより有利に楽しむことができます。また、タイマーモードを使用すれば画面上にカウントダウンタイマーを表示でき、RTSゲームなどで経過時間を画面で知ることができます。そのほか、画面のリフレッシュレートを表示できるFPSカウンターモードなど、便利なモードを備えています。公式引用

 

FPSカウンターについて

FPS値を気にする人であればAPEX等のFPSカウンターは結構嬉しい機能ではないでしょうか。

 

FPSカウンターを表示させて方向ボタンを操作することで、好きな位置に配置することができます。

クロスヘア表示機能について

いわゆるマウサー等ハードウェアチートってやつです。正直競技性のあるゲームでこういった機能に頼って勝って何が楽しいの?ということで私はハードウェアチート否定派です。

しかし全くのFPS初心者の人は別に使ってもいいんじゃないかなって意見を持っています。実際に私もFPS始めたての時にセロハンテープをモニターの真ん中に貼ったりしていました。

ただこういった機能に頼り続けるのは感覚的なAIMなどが身につかなく上達の妨げになるので、ある程度意識しなくてもクロスヘアをヘッドラインやセンターに置けるようになるまでのアシストで使うべきでしょう。

またGamePlus機能についての併用はできないようです。

豊富なインターフェースとスリムベゼル

映像入力端子には、dual-link DVI-D, DisplayPort 1.2とHDMI(v1.4)を用意しており、すぐにマルチディスプレイ環境を実現できます。また、1センチのスリムベゼルデザインなので、液晶を横に並べてもベゼルが気になりにくくなっています。公式引用

チラツキをなくすフリッカーフリー技術

液晶ディスプレイのLEDバックライトは輝度調節のために目に見えない速さで明滅を行っています。それがフリッカー(チラツキ)です。目には見えませんが、そのフリッカーが目に負担をかけて疲労の原因になると言われています。本製品では、LEDバックライトの制御にDC(Direct-Current)方式を採用することで、フリッカーを発生しないようにしています。公式引用

ブルーライト軽減機能

本製品にはブルーライトを軽減する機能を搭載しており、目の疲れや肩こりの原因になると言われているブルーライトを大幅に抑えることができます。液晶ディスプレイの使用で目が疲れやすいと感じている方などに最適な機能です。公式引用

ASUS VG258QRの使用感

ゲームシーンでの使用においては特にストレスも感じずにゲームをプレイすることができ、前回紹介したXL2546を提供してもらうまでは満足して使用していました。

APEXなどPUBGなどのバトロワゲーは高スペックPCを使用しても240fpsを出すのは難しいので、そういった点でもフレームレートを最優先に気にするのであればVG258QRで満足していたという点もあります。

ただあくまでもゲーミングモニターとしての使用感は満足しても、ブラウジングでの使用時は画質が悪くEIZOのEV2451と使い分けをしていたので、ブラウジング用モニターとゲーム用モニターで使い分けをして満足度が高かったというのが私の感想になります。

ゲーミングモニターとしての性能も画質も気にするという人はBenQのモニターに軍配が上がるといったところ。

ASUS VG258QRの総評

ゲーミングモニターとしての性能は非常に優秀なので、作業用モニターとゲーミングモニターで使い分ける人にとっては非常に良い選択肢に入ります。

2020年12月時点で他社メーカーのゲーミングモニターも値段が安くなり2万半ばで購入できる144hz以上のゲーミングモニターの選択肢が広がりました。

おすすめのゲーミングモニターはこちら

こちらも参考にしてみてください。

MMOやSteamでソフトゲームをメインにプレイするゲーマーには向いてるモニターで特にsteamでアクション系のゲームや極端な話ゲームでのグラフィックを気にする人にとってはG-syncの恩恵もありVG258QRは向いています。

FPSは程々にしかしない人の場合、

  • 今60hzモニターを使っていてFPS等のe-sportsもうちょっと強くなりたい
  • とりあえず144hz(165hz) 以上のモニター試してみたい

という人にはVG258QRをゲーミングモニターとして運用し、既存の60hzをブラウジング用、作業用モニターとして使うというのもおススメです。

やっぱりデスク上はモニター1枚で片付いていた方が良いというミニマリスト思考の人にとっては大人しくBenQのモニターやALIENWAREのゲーミングモニター AW2720HFなどが有力な候補となるでしょう。

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