新しくPCを購入する際、ゲーミングPCとクリエイターPCのどちらを購入するか悩む人は少なくありません。
もしあなたがこの2つの購入で悩んでいるのであれば、まずはゲーミングPCとクリエイターPCの違いをしっかりと理解しましょう。
この記事では、実際にゲーミングPCとクリエイターPCを比較検討した筆者が、それぞれのPCの違いや選び方について解説をしていきます。
PCを購入するのにおすすめのメーカーについても紹介していますので、PCの選び方とあわせて参考にしてみてください。
クリエイターPCとゲーミングPCの違い
クリエイターPCとゲーミングPCは、基本的には同じPCです。
ただし目的とする用途が違うため、下記の2点に大きな差があります。
- GPU
- メモリ
それぞれどのような違いがあるのか、確認していきましょう。
GPU
GPUとは、パソコンのグラフィック性能に大きく関わる部分です。
一般的にゲーミングPCには「Geforceシリーズ」、クリエイターPCには「Quadroシリーズ」が搭載されています。
とはいえ、クリエイターPCの中には「Geforceシリーズ」が搭載されていることも珍しくなく、「Quadroシリーズ」はプロが使用するようなPCに搭載されるものとなっています。
もしゲームをする目的でPCを購入するのであれば、「Geforceシリーズ」が搭載されているゲーミングPCを購入するのがおすすめです。
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「Geforceシリーズ」のほうが、DirectXの性能が高くなっていることも特徴です。
メモリ
ゲーミングPCとクリエイターPCのもう一つの大きな違いは、メモリ容量です。
ゲーミングPCのメモリ容量は、8GBもしくは16GBが多くなっています。対してクリエイターPCは16GBや32GB、64GBと大容量なものが一般的。
メモリはゲームのプレイよりも動画の編集やエンコードで多く消費されます。
4K動画の制作や、3Dモデルの制作などといった重い処理をする予定があるなら、クリエイターPCを選択するようにしましょう。
録画した動画を編集する程度であれば、ゲーミングPCのスペックでも十分に対応可能です。
ゲーミングPCとクリエイターPCの相場
ゲーミングPCとクリエイターPCの価格相場はどのようになっているでしょうか。
まず初めに、ゲーミングPCの相場はミドルスペック以上のPCで15万円台~となっています。
これ以下の価格のゲーミングPCも実際に販売されていますが、多くのゲームの必要スペックを満たさないことや、動作に不満を抱くことが考えられますので、最低でもこのラインを目安としてください。
対して、クリエイターPCの価格相場は15万円台~となっていますが、本格的な編集をするのであれば必要な価格は上がっていきます。
例えば4K動画を編集できるスペックを求めるのであれば20万円台、3Dグラフィックなどの編集や本格的な制作活動をするのであれば25万円~30万円台のPCも珍しくありません。
まずは自身がPCを購入して何をしたいのかを考えてみましょう。
自身が納得できるPC選びをすることが一番大切です。
ゲーミングPCとクリエイターPCどちらがおすすめ?
ここまでゲーミングPCとクリエイターPCのしてきました。
結論として、この2つで悩んでいるのであれば、ゲーミングPCを購入するのがおすすめです。
クリエイターPCはゲームをするのにはあまり向かず、コストパフォーマンスが良くありません。もちろん、その分制作活動には非常におすすめできます。
ですが、ゲーミングPCでも動画制作や画像編集ができないわけではありません。
ゲームを主な目的としている場合や、多少の動画編集ができれば問題ない場合にはゲーミングを購入するようにしましょう。
ゲーミングPCのほうがコストパフォーマンスも高くおすすめです。
ゲーミングPCとクリエイターPCのおすすめメーカー
ゲーミングPCやクリエイターPCを販売している中で、おすすめのメーカーは以下の4メーカーです。
- ドスパラ
- TSUKUMO(ツクモ)
- フロンティア
- サイコム
ここからは、実際にゲーミングPCやクリエイターPCを購入するのにおすすめのメーカーの特徴を紹介していきます。
ドスパラ
ライトユーザーからヘビーユーザーまで満足できる、幅広いラインナップを揃えているのも、ドスパラの特徴です。
ドスパラは100%国内生産のPCを販売しているメーカーです。
PCの価格帯はゲーミングPCで10万円台から30万円台となっています。エントリーモデルからハイスペックモデルまで幅広いPC選びができるでしょう。
カスタマイズ性能にも富んでおり、CPUやメモリはもちろん、ストレージ容量や電源部分など、自身の希望に合ったPCが見つかるはずです。
また、最短で即日出荷を実施しているのも特徴の一つ。すぐに手元にPCが欲しい場合には、ドスパラでの購入を検討してみてください。
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TSUKUMO(ツクモ)
Intel Coreシリーズはもちろん、Ryzenシリーズのモデルが豊富なことも特徴といえます。
TSUKUMO(ツクモ)は、他のBTOメーカーと比較してカスタマイズ性能が豊富なことが特徴です。
他のメーカーではグラフィックボードやCPUのカスタマイズはほとんどありませんが、TSUKUMO(ツクモ)であればこの部分のカスタマイズも実現可能。
当然、一般的な電源やストレージ部分のカスタマイズも可能です。
PCの価格帯も10万円台から25万円程度となっているため、特別高いといったこともありません。
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フロンティア
フロンティアは電源の品質が良く、PCの細部までのこだわりを感じられるBTOメーカーです。
PCの価格自体は安いもので7万円台、高いもので40万円台となっているものの、期間限定時のセール価格が安くなることが特徴。タイミングを見て、お得に購入しましょう。
故障率の低さも評判がよく、品質の高いPCを手に入れたい場合にはフロンティアで購入するのがおすすめ。
ただし、他のメーカーと比べて納期が遅くなっていますので、すぐに手元にほしい場合には注意が必要です。
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サイコム
パーツの選択肢も豊富で、カスタマイズの自由度も高いメーカーです。
サイコムは、BTOメーカーの中で唯一水冷PCを販売しているメーカーです。
サイコムのPCは基本スペックが高い分、他のメーカーよりもPCの基本価格が高くなっています。
価格帯としては水冷PCで30万円~60万円台、通常のゲーミングPCであっても20万円台が最低の価格ライン。
ただし、無料保証が最初から2年付与されていることに加え、購入前にパーツの画像を確認できますので、こだわりの一台を入手したい方にはとてもおすすめのBTOメーカーといえます。
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まとめ
今回はゲーミングPCとクリエイターPCの違いとあわせて、おすすめのメーカー4社について紹介してきました。
ゲームを目的とするならゲーミングPC、制作活動を主とするならクリエイターPCの購入がおすすめです。
もし2つのPCのどちらを購入すればよいか悩んでいるのであれば、ゲーミングPCを購入するようにしましょう。
また、今回紹介をした4メーカーはセールを定期的に開催しています。
タイミングが合えばお得にゲーミングPCを購入できますので、しっかりとセール情報をチェックして購入するのがおすすめです。