ゲーミングPCを販売しているBTOメーカーとして、徐々にその頭角を現しつつあるFRONTIER(フロンティア)ですが、実際のところの評判や口コミはどうなのでしょうか?
インターネット上には「フロンティアのゲーミングPCは壊れやすい」という言及や、「やっぱりドスパラの方がいい」という方が散見されます。
そこで本記事ではBTOメーカーのフロンティアの評判について、納品物の品質はどうだったのか、本当に壊れやすいのか?、ドスパラと比べてどちらがお得なのか、本当のところをくまなくご紹介していきます。
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FRONTIER(フロンティア)とは
BTOメーカーのフロンティアは知名度こそ劣るものの、競合他社と比べた際のコストパフォーマンスが非常に高いことで知られているショップです。
特にセール時のコストパフォーマンスが圧巻で、業界トップレベルの価格設定だと言っても過言ではないレベルの商品がラインナップされています。
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FRONTIER(フロンティア)の評価・評判を解説
FRONTIER(フロンティア)のゲーミングPCは合計4つのシリーズから構成されており、それぞれについて3つのパッケージが用意されています。
全て併せて12種類とやや控えめなラインナップ数ではありますが、初めてゲーミングPCを購入する方にとっては商品選びがしやすい点でメリットとなります。
FRONTIER(フロンティア)の評判が良い点
セールでドスパラなど他メーカーよりも安く買える
FRONTIER(フロンティア)のゲーミングPCは、とにかくコストパフォーマンスが高いことで有名です。同じような構成のBTOパソコンを他社で購入した場合、おおよそ10%ほど割引された値段で購入できます。
また、割引セールの頻度が高いこともコストパフォーマンスの高さを裏付ける理由となるでしょう。アウトレット販売も行われているため、FRONTIER(フロンティア)はとにかく安く高性能なゲーミングPCを買いたい方におすすめのBTOメーカーです。
ケーブルの配線が美しい
FRONTIER(フロンティア)のゲーミングPCは内部のケーブル配線が非常に整理されています。
カバー側面がガラス加工されているモデルもあり、常に美しい配線が目に入る設計は、なんとも言い難いロマンを感じます。
BTOメーカーの中には配線まで配慮されていないメーカーもあるため、FRONTIER(フロンティア)はゲーミングPCの外観や本体の排熱性能までこだわりたい方にもおすすめのBTOメーカーです。
ヤマダ電機グループ傘下の企業なので、信頼できる
FRONTIER(フロンティア)はヤマダ電機のグループ会社が運営しているBTOメーカーです。
それを裏付けるように、FRONTIER(フロンティア)では標準で1年間、最大で3年間の保証を付けることができます。全国のヤマダ電機では一部モデルの実物を確認することもできるため、インターネットでの購入が不安な方でも安心です。
FRONTIER(フロンティア)の評判が悪い点
納期が遅い
FRONTIER(フロンティア)ではゲーミングPCの納期が最短で5営業日(約1週間)、長いと1ヵ月かかってしまうケースがあります。
2021年1月28日現在では特に納品スケジュールが遅く、本日付けで購入したゲーミングPCは2月22日に納品予定とありました。
他のBTOメーカーでは最短1日、遅くても5日程度でゲーミングPCが納品されますし、納品に1ヵ月程度かかるケースは海外BTOメーカー並みの遅さであるため、FRONTIER(フロンティア)は今すぐゲーミングPCが欲しい方にはおすすめできません。
一部モデルはヤマダ電機でも購入できますが、FRONTIER(フロンティア)製品は全体的に品薄です。目当ての商品が陳列されている保証はない上に、カスタマイズも限られているため、BTOメーカーのメリットを享受しにくくなってしまいます。
しかしながら、コストパフォーマンスの高さには目を見張る点があることも事実です。
ゲーミングPCの購入先に迷っている方なら、納期と価格を秤にかけた上で、価格の安さを重視するのであれば、FRONTIER(フロンティア)の商品を購入すると良いでしょう。
カスタマイズ性は高くない
PCパーツのカスタマイズができることがBTOメーカー最大の利点ですが、FRONTIER(フロンティア)のゲーミングPCモデルはカスタマイズできるパーツ数が少ない傾向にあります。
もちろんモデルによって構成は異なりますが、ある程度パッケージ化されたBTOパソコンを販売していることから、カスタマイズ性は高くないと判断できるでしょう。
したがってFRONTIER(フロンティア)は、ゲーミングPCの構成を細部までこだわりたい職人気質の方にはおすすめできないBTOメーカーです。
通常モデルは比較的高い
FRONTIER(フロンティア)はセール時のコストパフォーマンスが非常に高い一方で、通常時の値段は平均よりやや高い価格設定となっています。
その点を考慮すると、ゲーミングPCを購入するタイミングによっては他社BTOメーカーの方がコスパ良く買い物できる場合もあるでしょう。
しかしながら、フロンティアは毎月必ず何かしらのセールを行っており、非セール時でも台数限定の割引なども開催されています。
セールが適用されない商品は最新のモデルか、新しいパーツが採用されているハイエンドモデルであるため、ほとんどの方はフロンティアのコストパフォーマンスの利を十分に享受できるはずです。
FRONTIER(フロンティア)でおすすめのゲーミングPC
FRONTIER(フロンティア)の良い点と悪い点をご紹介した上で、本章では合計12種類販売されているゲーミングPCの中でも、特に評判の良いゲーミングPCをご紹介していきます。
FRGAH470F/SG1
まずはFRONTIER(フロンティア)の「GAシリーズ」から、Geforce RTX 3060 Tiが搭載されたミドルタワーモデルのゲーミングPCです。
商品名 | FRGAH470F/SG1 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
価格 | 197,800円(税込) |
CPU |
Core i7 10700F
|
グラフィックボード |
Geforce RTX 3060 Ti
|
メモリ容量 | 16 |
ストレージ | 512GB SSD 2TB HDD |
この商品はフロンティアのラインナップの中でも群を抜いてコストパフォーマンスが高く、第10世代のCore i7を搭載したCPUと、RTX 3600 Tiを採用したグラフィックボードで20万円以下と驚異のコストパフォーマンスを誇っています。
GAシリーズの特徴は構成のカスタマイズ性に優れている点にあります。ケース自体を拡張することができるため、RTX2080Tiなど大型のグラフィックボードの搭載も可能です。
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FRGKB460/SG1
続いて、フロンティアの「GKシリーズ」よりフロンティア製品の中では最も小型なマイクロタワー型のゲーミングPCが人気です。
商品名 | FRGKB460/SG1 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
価格 | 133,800円(税込) |
CPU |
Core i7 10700F
|
グラフィックボード |
Geforce GTX 1660 SUPER
|
メモリ容量 | 16 |
ストレージ | 512GB SSD 1TB HDD |
第10世代のCore i7 CPUを搭載しながらも、13万円台から購入可能なゲーミングPCで、個人でPCゲームを楽しむのであれば十分すぎるスペックを誇っています。
置き場所に困らないサイズ感でありながら、330mmまでのグラフィックボードを搭載できる優れたレイアウトとなっていて、カスタマイズ性にも優れています。
手ごろな価格で高性能なゲーミングPCを用意したい方に人気の商品です。
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FRGBZ490/SG5
最後に、ゲーム実況者やクリエイターに人気の「GBシリーズ」から、Intel Core i9を搭載した超ハイエンドゲーミングPCです。
商品名 | FRGBZ490/SG5 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
価格 | 239,580円(税込) |
CPU |
Core i9 10900KF
|
グラフィックボード |
Geforce RTX 3070
|
メモリ容量 | 16 |
ストレージ | 1TB SSD 2TB HDD |
CPUはCore i7の上位互換にあたるCore i9 10900KFという型番が搭載されています。こちらは通常のゲームプレイヤーにはオーバースペックなモデルですが、PCゲームをプレイしながら実況動画を収録する方や、ライブ配信をする方には必須のモデルです。
特にリアルタイムエンコードの性能が求められるeスポーツチームのストリーマーであれば、選んで損しない構成となっています。
視聴者を取り逃さないために、フルHDのハイクオリティなゲーム配信をスムーズに行いたい方、今後主流になるだろう4K画質のゲーム配信/編集がしたい方なら購入する価値があるでしょう。
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フロンティアのおすすめゲーミングPCでについては下記の記事で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。
FRONTIER(フロンティア)のゲーミングPCはなぜ安い?
フロンティアは通常販売時は平均より高めの価格設定をしていますが、その分をセールにあてることで他社よりも安くコスパの良い製品提供ができていることが考えられます。
大量に仕入れを行っている説や、ホワイトボックスパーツを利用している説など、多くの考察が見受けられますが、通常時とセール時とで価格設定の差を大きくしていることが一因のひとつといえるでしょう。
また、フロンティアはブランド周知のための広告をあまり打ち出していないことから、PC販売以外の経費が掛かっていないことも理由として考えられます。
フロンティアはなぜ安いのか|悪い評判やBTOメーカーフロンティアのPCは壊れやすいのかについて調査
FRONTIER(フロンティア)のゲーミングPCは壊れやすい?
インターネット上にはFRONTIER(フロンティア)のゲーミングPCが壊れやすいという口コミが見られますが、FRONTIER(フロンティア)だけでなくBTOメーカー全体に当てはまることです。
そもそもBTOパソコンは、購入者の受注制作という性質上、パーツ仕入れ先の生産企業やパーツの組み合わせ・受注制作時の工程によって品質に小さいバラツキが生じてしまうものです。
したがってどのメーカーにおいても、想定しないタイミングで商品が壊れてしまうリスクは付きまといます。
その点FRONTIER(フロンティア)の場合は、標準で1年間、最長で3年間の保証をつけることができるため、非常に優良なBTOメーカーだと判断できます。故障リスクを懸念する方なら購入時の保証を長めに取っておくことをおすすめします。
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FRONTIER GAMERSシリーズについて
フロンティアは「デスクトップPCシリーズ」「ゲーミングPC」「クリエイターPC」3つの商品カテゴリーを持っています。
また、「ゲーミングPC」カテゴリには以下4つのシリーズがあり、それぞれ3種類ずつBTOパソコンがラインナップされています。
- FRONTIER GAMERS GKシリーズ
- FRONTIER GAMERS GAシリーズ
- FRONTIER GAMERS GHシリーズ
- FRONTIER GAMERS GBシリーズ
本章ではフロンティアのゲーミングPCシリーズ4つの特徴をご紹介していきます。
FRONTIER GAMERS GKシリーズ
FRONTIER GAMERS GKシリーズは、サイドパネルに強化ガラスが採用されている、拡張可能で小サイズのマイクロタワーモデルです。
フロントパネルにはUSB Type-Aが2個とオーディオポートが搭載されていて、電源投入後にはLEDが青色に発光します。
収納性に優れる小サイズながらも、大型のグラフィックボード(330mmまでのもの)を搭載できる点も特徴です。
FRONTIER GAMERS GAシリーズ
FRONTIER GAMERS GAシリーズは初心者から上級者まで幅広い層の方が満足できる、高性能なミドルタワーモデルのゲーミングPCです。
内部デバイスのポテンシャルを長期間に渡って維持するために、排熱用のファンがパネル前下部と両側面に設置されています。ケース前後には12cmのファンが装備されているため、通期性能も担保されており、ゲーミングPCが長持ちします。
また、ゲーミングPCを拡張するためのベイがケース外部に2個、ケース内部に7個用意されています。こちらも330mmまでのグラフィックボードの搭載が可能です。
FRONTIER GAMERS GHシリーズ
FRONTIER GAMERS GHシリーズは、デザイン性に特化したゲーミングPCシリーズです。コストパフォーマンスこそ平均的ですが、色や明滅パターンが設定可能であり、自室や周辺機器の色調に合わせて本体を光らせることができます。
FRONTIER GAMERS GBシリーズ
FRONTIER GAMERS GBシリーズは「上級者も納得のタワー」と題されているように、フロンティアが販売するハイエンドモデルのゲーミングPCシリーズです。
もっとも商品スペックの高いものでは、インテルCorei9-10900KFとNVIDIA GeForce RTX 3070を搭載したモデルが用意されており、配信者からクリエイター向けのラインナップとなっています。
ゲーミングPC本体のデザインもスタイリッシュかつシンプルであり、黒か白の2色から選択可能です。スマートにPCゲームをプレイしたい方におすすめのシリーズだと言えます。
FRONTIER(フロンティア)の店舗情報
フロンティア製品は全国のヤマダ電機で実機確認が可能です。
- GBシリーズ
- GAシリーズ
- GHシリーズ
GBシリーズの展示店舗
- テックランド南行徳店
- LABI1高崎
- テックランド大泉学園店PC館
- ショップインバース足立店
- テックランドNew岡崎本店
- LABI名古屋
- ショップインバース日本橋2号店
- テックランド ザ・モール周南店
- テックランド高松春日本店
GAシリーズの展示店舗
- テックランド大泉学園店PC館
- ショップインバース日本橋2号店
GHシリーズの展示店舗
- ショップインバース名古屋店
- ショップインバース日本橋2号店
※在庫確認については実店舗までお問い合わせください。
FRONTIER(フロンティア)の評判・口コミ
最後に、FRONTIER(フロンティア)製品を購入した他の方の評判や口コミもご紹介していきます。
パソコン買ったとこ(フロンティアさん)みてるけどやっぱここ安いなぁ
— 浅葱なぎは療養中 (@asagi_nagi) January 27, 2021
フロンティアは本当におススメです。
他のサイトと同スペックを比べてもその安さに驚くと思いますよー!— 蛙忍者 (@F9U___) January 27, 2021
フロンティアの口コミ評判の中で、もっとも多く目立ったのは「価格の安さ」についてでした。本記事でも紹介してきたとおり、フロンティアはコストパフォーマンスの高さに定評がある様です。
特にケース等に拘りが無ければフロンティア。次点でパソコン工房だけどカスタマイズ料金高めで自由度も低め。ツクモは店舗セール品は安いが通販だとあんまり。ガレリアはたまに掘り出し物があるけど基本的にやや割高。 https://t.co/DnuZWqhig2
— ハムカツお嬢様 (@hamukatsu_sep) January 27, 2021
また、フロンティアと他BTOメーカーを完結にまとめてくださっている方も散見されました。引用元ツイート主の方は、フロンティアの利点を挙げつつも、他のBTOメーカーについても言及しています。
当サイトでもBTOメーカーに関する情報をそれぞれご紹介していますので、気になるBTOメーカーがあれば購入の際にお役立てください。
FRONTIER(フロンティア)の評判まとめ
本記事では、国内BTOメーカーの一角であるFRONTIER(フロンティア)について、その評判や口コミをご紹介しました。
フロンティはコストパフォーマンスの高さに定評があり、品質の高いゲーミングPCを選び抜いて販売している一方で、次のようなデメリットも存在します。
- 納期が他社と比べて遅い
- カスタマイズ可能なパーツがやや少なめ
- セール時はトップクラスの安さだが、通常時の値段はやや高め
総論して、フロンティアでゲーミングPCを購入するのであれば、コストパフォーマンスの高さを重視する方かつ、ゲーミングPCが手元に到着するまで時間がかかっても構わない方であればおすすめできます。
現在使っているゲーミングPCが使用可能な状態で、機をみて買い替えを検討している方ならぜひフロンティアのラインナップを確認してみてください。
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