APEXやフォートナイトなどFPS・TPSゲームの上達の近道は、「良い環境でプレイすること」だったりします。
良いゲーミングPCを購入して240Hz環境に移行するだけで、以前の自分より一歩先に行けるはずです。
ただ、その環境を作るには性能の高いグラボを使うのが必須。そこで、本記事ではコスパに優れたハイエンドグラボ「RTX3080」をご紹介します。
4K環境や、高リフレッシュレート環境でプレイしたい方には最適なグラボです。
RTX3080の基本性能
RTX3080は、RTX 20シリーズの80番台「RTX 2080」の後継モデルとなっています。サムスンの8nmプロセスで製造、チップ面積当たりの密度を約1.96倍に高めているのが特徴です。
RTX2080と比べて、CUDAコア数が3倍近く増えていたりとかなりの進化を遂げています。また、レイトレーシング機能やDLSS機能の進化も見逃せません。
RTX2080では4K環境でのゲームプレイは少し厳しい印象でしたが、RTX3080なら4K60fpsも余裕で狙えます。
RTX3080の価格・サイズ比較と性能比較
型番 | サイズ (幅×奥行き×高さ) | 参考価格 | 平均fps |
RTX3090 | 約317.8×120.7×58mm | 220,000円 | フルHD:310fps 4K:121fps |
RTX3080Ti | 約318.5×140.1×57.8mm | 150,000円 | フルHD:312fps 4K:123fps |
RTX3080 | 約299.9×126.9×51.7mm | 100,000円 | フルHD:305fps 4K:117fps |
RTX3070Ti | 約285 x 124 x 58 mm | 90,000円 | フルHD:295fps 4K:110fps |
RTX3070 | 約323×140×56mm | 70,000円 | フルHD:290fps 4K:103fps |
RTX3060Ti | 約232×124×52m | 55,000円 | フルHD:282fps 4K:95fps |
RTX3060 | 約323x140x56 mm | 55,000円 | フルHD:245fps 4K:70fps |
RTX3090が最も性能が高く、下に行くにつれて徐々に下がっていきます。
RTX 20シリーズと比べてレイトレーシング性能やDLSSが向上したり、HDMI2.1やPCIe4.0に対応したりなど、性能面ではかなりの進化です。
RTX3080のCPUボトルネックと相性のいいCPUは?
RTX3080のCPUボトルネックと相性のいいCPUについて、以下の2つを紹介します。
- RTX3080のCPUボトルネック
- RTX3080におすすめのCPU組み合わせ
2つのポイントについて、詳しくみていきましょう。
RTX3080のCPUボトルネック
現在ドスパラにて取り扱われているゲーミングPCを例に、RTX3080のCPUボトルネックを計測しました。
- Ryzen 9 5900X × RTX3080:CPU性能が高い
- Core i9-12900K × RTX3080:CPU性能が高い
- Ryzen 7 5800X × RTX3080:比較的バランスが取れている
上記の計測結果は、「BableTechのボトルチェックネッカー」を利用して計測しています。
RTX3080は、ハイエンドに分類されるグラフィックボードです。そのため、CPUに関しても性能の高いものを用意しなければなりません。
CPU性能が低ければグラフィックボードの持つ本来のパワーが発揮できず、ゲームプレー中の画質低下やカクつきにつながるでしょう。
RTX3080におすすめのCPU組み合わせ
RTX3080と組み合わせるのにおすすめのCPUは、以下の2つです。
- Core i9-12900
- Ryzen9 5900X
上記2つはハイエンドのCPUとなっており、現行のグラフィックボードの中でもトップクラスの性能を誇るRTX3080の性能を十分に支えられます。
Core i9-12900やRyzen9 5900X以外のCPUでも対応できないわけではないですが、スペックが足りなければグラフィックボードの力を活かしきれません。
そのため、ある程度CPUの性能に余裕を持たせられるモデルを選ぶのが最適といえるでしょう。
RTX3080のメーカーの違いとおすすめメーカー
RTX3080一つとっても、色々なメーカーの種類のRTX3080が存在します。
グラボの場合、メーカによって冷却機構と動作周波数、映像端子の種類や数、見た目などが異なります。
コアのチップだけがVIDIA製で、あとの基盤とか電源とかクーラーはそのメーカーが設計するという感じですね。
品質が悪いとコイル鳴きなどの不具合が起きる可能性があるため、安定性を重視し、できることならASUSやMSI、GIGABYTE製のRTX3080を選ぶのをおすすめします。
RTX3080の評判
RTX2080だとゲームで若干の仕様カクツキあったからRTX3080に戻してみた🤔
全然ちがうよねw
けど3080は熱いんじゃ🤣🤣🤣 pic.twitter.com/AJqjOJeeeW— 秘弾のマリア@Masa (@masa_zn6_86) July 15, 2021
NieR:Automata (PC/Steam)
久々に起動しパッチが来る前にバニラとFAR(MOD)導入時のfpsを測定。しかーし
バニラだと60fps上限があり、GPU(RTX3080)パワーで常時上限張り付きで参考にならない結果に。
GTX1060持ってるけど載せ替えるのは面倒だった、、SS
1枚目FAR 87fps
2枚目バニラ 58fps pic.twitter.com/FKo4G5Wbht— ぱぱぽぽ (@papapopo2525) July 14, 2021
5〜6年前?のi7-7700 GTX1070からi9-11900K RTX3080になって凄い快適になった!エンコードも速い、メモリも盛り盛りにしたんで気になってたクリスタもちゃんと動くようになったよ。VRもこれから試してみる。
— Maus (@MAXX_2nd) July 17, 2021
RTX3080を搭載したおすすめPC5選
ここからは以下のような、RTX3080を搭載したおすすめPCをご紹介していきます。
- GALLERIA ZA9C-R38
- GALLERIA XA7C-R38 H570搭載
- G-GEAR neo GX7J-C211/ZT
- FRGH570/WS38KF
- G-GEAR GA7J-I202/ZT
GALLERIA ZA9C-R38
製品名 |
GALLERIA ZA9C-R38
|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Core i9-10850K |
GPU | GeForce RTX 3080 |
マザーボード | Intel Z590 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB M.2 NVMe SSD |
HDD | なし |
電源 | 650W ATX 80PLUS BRONZE |
光学ドライブ | なし |
価格 | 299,979円(税込) |
GALLERIA ZA9C-R38は「Core i9-10900K」「RTX3080」を搭載したゲーミングPCになります。
非常に高い性能を持ち、レイトレーシング機能を併用してのプレイも余裕でこなせるでしょう。フルHDでのプレイであれば、360Hzモニターを検討してみるのもアリです。
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GALLERIA XA7C-R38
製品名 |
GALLERIA XA7C-R38
|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Core i7-13700F |
GPU | GeForce RTX 3080 |
マザーボード | Intel H570 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB M.2 NVMe SSD |
HDD | なし |
電源 | 750W ATX 80PLUS GOLD |
光学ドライブ | なし |
価格 | 269,980円(税込) |
GALLERIA XA7C-R38は「Core i7-13700F」「RTX3080」を搭載したゲーミングPCになります。
ZA9C-R38には若干性能は劣りますが、設定次第で360fpsも目指せるような性能です。
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G-GEAR neo GX7J-C211/ZT
製品名 |
G-GEAR neo GX7J-C211/ZT
|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Core i7-11700K |
GPU | GeForce RTX 3070 |
マザーボード | Intel Z590 |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB M.2 NVMe SSD |
HDD | なし |
電源 | 750W ATX 80PLUS GOLD |
光学ドライブ | なし |
価格 | 314,800円(税込) |
G-GEAR neo GX7J-C211/ZTは「Core i7-11700K」「RTX3070」を搭載したゲーミングPCになります。
価格こそ高いですが、性能は抜群です。メモリ32GBもありますから、4K動画編集などでも活かせるでしょう。お金に余裕がある方であればG-GEAR neo GX7J-C211/ZTがおすすめです。
\高品質で信頼性No.1のPCはTSUKUMO/
FRGH570/WS38KF
製品名 |
FRGH570/WS38KF
|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Core i7-11700F |
GPU | GeForce RTX 3080 |
マザーボード | Intel H570 |
メモリ | 16GB |
SSD | 1TB M.2 NVMe SSD |
HDD | なし |
電源 | 850W ATX 80PLUS GOLD |
光学ドライブ | なし |
価格 | 259,800円(税込) |
FRGH570/WS38KFは「Core i7-11700F」「RTX3080」を搭載したゲーミングPCになります。
i7-11700Fは、前世代のCore i9-10900に匹敵する性能を持っていますから4K環境でのゲームプレイも難なくこなせる性能です。
フロンティアではセールが頻繁に行われており、RTX3080を搭載したゲーミングPCでも安く購入できるので、セールが行われているうちに購入しましょう。
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G-GEAR GA7J-I202/ZT
製品名 |
G-GEAR GA7J-I202/ZT
|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Core i7-10700K |
GPU | GeForce RTX 3080 |
マザーボード | Intel Z490 |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB M.2 NVMe SSD |
HDD | 1TB |
電源 | 750W ATX 80PLUS GOLD |
光学ドライブ | なし |
価格 | 246,800円(税込) |
G-GEAR GA7J-I202/ZTは「Core i7-10700K」「RTX3080」を搭載したゲーミングPCになります。
GALLERIA XA7C-R38と構成は非常に似ていますが、チップセットやHDDの有無、SSDの容量が異なります。ここは自分に合ったモデルをチョイスしてください。
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RTX3080搭載のゲーミングPCを最安値で購入するには?
RTX3080搭載のゲーミングを最安値で購入したいのであれば、各BTOメーカーが開催しているセールの時期を見逃さないようにしましょう。
セール時期は各社大幅な値下げを実施しており、特にハイエンドモデルは値下げ率が高いです。
中でもフロンティアのセール時は、通常30万円のモデルが25万円前後で購入できることもあります。他のBTOメーカーではここまでの値下げはないため、かなりの狙い目といえるでしょう。
RTX3080で遊べるおすすめゲームは?
基本的には現状、RTX3080でプレイできないゲームは存在しないと考えてもらって大丈夫です。
APEXやフォートナイトなどの比較的負荷が高くないゲームであれば、最高設定でも240fps以上は余裕で狙えるので、負荷が低いFPSはおすすめです。
ぜひ、先ほどご紹介したおすすめゲーミングでの中から選んでみてください。
APEXのおすすめグラボは?おすすめグラボとおすすめグラボ搭載PCを紹介
フォートナイトに最適のおすすめグラボは?コスパが良くて安いグラボ・PCを紹介
まとめ
ここ最近の世界的な半導体不足の影響で、グラボの入手が極めて困難になっています。
それと当時に値段の変動も非常に大きく、「BTOショップで見つけたあのPC、ちょっと前より値段上がってる!」といったことが頻繁に起きている状況です。
特に人気のグラボは秒で売り切れてしまうことが多いので、RTXシリーズの購入を検討されている方はお早めに動くことをおすすめします。