とはいえ、iPhoneは既に多くのシリーズが販売されているため、どれを選べば良いのか悩んでしまいますよね。
そこで、今回その悩みを解決するために、iPhoneを所有している私があなたにおすすめの機種、「iPhone X」を紹介したいと思います。
今回の記事では、その辺を詳しく解説していきます。iPhoneの機種選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
iPhone Xとは?
iPhone X(アイフォン テン)は、アップル(Apple)が開発・販売を行っているスマートフォンです。2017年9月12日(現地時間)、アメリカのカリフォルニア州で開催されたアップルのスペシャルイベントの最後に発表され、同年の10月27日から予約、そして11月3日に販売が開始されました。
iPhone Xをおすすめする7つの理由
こうして、販売が開始されたiPhone Xですが、従来のシリーズにはなかった多くの機能が追加されており、利便性が増しました。では、具体的にどの辺が良いのか?
私があなたにiPhone Xをおすすめしたい7つの理由をまとめましたので、見ていきましょう。
ホームボタンの廃止で画面が広くなった
iPhone Xでは、従来のシリーズにあったホームボタンが廃止されました。ホームボタン部分の面積が無くなったことで、全体的に広くなったのです。
また、面積の拡大によってサイトやブログの情報量が1つの画面内に、より多く表示されるようになりました。見やすさが大幅に向上したと言っても良いでしょう。
画面サイズの拡大とスマホサイズの縮小
iPhone Xの前シリーズであるiPhone 8 Plusは、5.5インチ、横幅78.1mmとなっています。しかし、iPhone Xの画面サイズは5.8インチ、横幅が70.9mmと横幅サイズの縮小・画面サイズの拡大となりました。
「インチ数(画面のサイズ)が上がるのに、横幅は狭くなるの?」と思われる方もいるでしょう。しかし、インチ数は画面の対角線の長さを示すものであり、本体の大きさとは関係ありません。そのため、上記の横幅サイズの縮小・画面サイズの拡大が実現されたのです。
そして、横幅サイズの縮小によって、手のサイズが小さい人でも片手操作がやりやすくなったのは、大きな利点と言えます。
一度操作を始めるとクセになる
ホームボタンが廃止されたのと同時に、操作方法も多少変わります。そのため、ホーム画面に戻る際は、画面下端から上方向にスワイプ(画面に触れた状態で指を滑らせる)するやり方となります。また、アプリを切り替えたいときは、上方向にスワイプした指を画面中央で止めるといった感じです。
今までホームボタン型のスマホを使っていた方は、最初の内はホームボタンを意識してしまいますが、数日も経てば操作に慣れるでしょう。その後、ホームボタン型を使用したら、逆に「ホームボタンよりもスワイプのほうがやりやすい」と感じる人も少なくはありません。
認証は指ではなく顔で
ホームボタン型のシリーズは指紋による認証でロックが解除される仕組みでしたが、iPhone Xは「Face IDによる顔面認証」でロックの解除が可能になりました。これが非常に便利で、スマホの前に顔をかざすだけでロックが解除されるのです。
また、Face IDは顔を画像として記憶するのではなく、3万以上のドットを顔面に照射して、立体的にマッピングする仕組みです。そのため、メガネをかけていたり髪型が違っていたりしても、使用者の顔を正しく認識してくれます。
しかし、稀に顔を認識してくれずに、パスコード(パスワード)の入力を求められる場合があります。多い例は、マスクをつけているときですね。
確かにマスクをつけていると、顔の半分近くが隠れてしまうため、認証に失敗します。他にも眠そうにしている寝ぼけ眼でも認証に失敗することがあります。
ですが、こういった事例で認証してくれないのは、同時にFace IDのセキュリティの高さも証明してくれます。使用者本人に対しても厳しい基準で認証してくれるため、誰かに奪われてロックが解除される心配もないでしょう。
普段マスクをつけている方は、少々不便な面はあるかと思います。ただ、解除の際に少し下げれば良いので、面倒だとは思わずに「これだけセキュリティがしっかりしているんだ」と良い方向に捉えてあげましょう。
もし、それでも不便に感じる場合は、本体設定からFace IDを無効にできます。
写真がブレない
iPhone Xは、二つのカメラレンズを搭載したデュアルカメラシステムとなっています。ちなみに、デュアルカメラとは以下の内容です。
デュアルカメラとは、同じ方向を向いた2つのカメラを搭載することで、画質を向上させたり画角や立体感を補ったりする機能、もしくは仕様のこと。主にセンサーやレンズの大型化が困難なスマートフォンにおいて、背面にあるメインカメラに採用されている。
カラーフィルターのない高解像度モノクロカメラとカラーカメラを組み合わせて解像感を高めるタイプ、望遠と広角など異なる画角のカメラで疑似ズームを実現するタイプ、同じ性能のカメラを搭載して奥行きや3D形状の計測が行えるタイプなどがある。引用:KDDI デュアルカメラ
スマホの写真撮影時に、良くブレてしまうことはありませんか。しかし、iPhone Xのデュアルカメラは、望遠鏡より明るいF2.4(望遠鏡はF2.8)を採用し、手ぶれの補正となる光学式手ぶれ補正が内蔵されています。
これによって手ぶれを抑えられるので、写真撮影での失敗は少なくなるでしょう。
アニ文字機能で大笑い
アニ文字機能とは、TrueDepthカメラの顔認識技術を活用し、自分の表情と音声を動物やロボットなど、16種類に置き換えて表現できる機能です。動画ファイルとして保存が可能で、メールに添付して家族や友人に見せたり、SNSに投稿してフォロワーさんに楽しんでもらったりすることができます。
自分でやっても大笑いしてしまうほど楽しい機能ですが、文章だけだとイメージも面白さも伝わりにくいと思います。そこで、実際にアニ文字を行っている動画を紹介いたします。
Apple Payが簡単に起動できる
iPhone Xより前のiPhoneシリーズでのApple Payは、スリープ状態でホームボタンを2回押すことで起動できます。しかし、ロックを解除した状態でホームボタンを2回押すとAppスイッチャーが起動してしまうことがあります。
したがって、確実に起動させるには一度スリープ状態にする必要があるため、二度手間になるでしょう。
ところが、iPhone Xなら状態に関係なく、サイドボタンを2回押すことでApple Payが起動できるようになりました。そのため、余計な手間が省けます。
iPhone Xを使う上で気を付けておくべきこと
ここまで、iPhone Xの良いところを書いてきましたが、気を付けなければいけないポイントも何点かあります。iPhone Xを快適に利用するためにも、覚えておきましょう。
ホームボタンの廃止で上下が分かりにくくなる
ホームボタンの廃止によって、上下が分かりにくくなってしまうんですね。特に最初の内は、つい逆さまに見てしまいます。ただ、心配なら不要でホームボタンが無くなっても、サイドボタンの位置で上下の区別を付けられます。
落としたら損傷する可能性が高い
iPhone Xに限った話ではありませんが、スマホは落ちたときの衝撃が大きいと損傷する可能性が高いです。こればかりは気を付けるに越した事はありませんが、何かの拍子で落としてしまう可能性は0とは言い切れません。
スマホが壊れたら当然修理代は必要になりますが、可能であれば少しでも安くしておきたいですよね。
全てのiPhoneには、製品購入後1年間のハードウェア限定保証と90日間の無償電話サポートが付いています。そして、AppleCare+に加入することで、保証とサービスが購入日から2年間に延長されます。
また、過失や事故による損害に対する修理サービスを、画面の損傷は1回につき3400円、その他の損傷は1回につき11800円で2回まで受けられます。
加入料金は高いが修理代は安くなる
AppleCare+への加入料金はシリーズによって異なりますが、iPhone Xで22800円です。一見高額に思えますが、AppleCare+の加入無しだと修理代でさらに出費が重なります。
仮にAppleCare+への加入が無い場合の修理代は、画面の損傷で31800円、その他の損傷で62400円もかかります。
しかし、修理サービスが適用される場合は、以下の修理代となります。
- 画面の損傷:22800円+3400円=26200円(差額5600円)
- その他の損傷:22800円+11800円=34600円(差額27800円)
このように、大きな差額が出ますので、万が一の事を考えてAppleCare+に加入しておくと良いでしょう。
布団の中だとFace IDは認識しづらい
1日が終わろうとしている中、布団にこもってスマホを弄る人も多いでしょう。しかし、ここで厄介なのが先ほど説明したFace IDによる顔の認証です。
布団の中でFace IDを行っても、中々認識してくれません。断定はできませんが、90%以上の確率で失敗します。原因は、布団の中で髪の毛や顔の一部が隠れてしまうからだと思われます。
したがって、認証を一発で成功させたい方は、眠気に包まれた体を一度起こさなければなりません。それかパスコードを入力するかのどちらかですが、いずれにせよ少し手間に感じますね。
新型iPhoneの販売に伴い値引きされている
今回紹介したiPhone Xですが、実は新しいシリーズが登場しています。そのシリーズというのは、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRですね。
これらのシリーズは、基本的にXと同じような性能です。ただ最新版というのもあって、インチが違っていたりカメラの画質が向上していたりするなど、多少Xに勝っている点はあります。
ただ、それでも私がXをおすすめするのは、最新シリーズよりも安く購入できるからですね。最新シリーズの販売で盛り上がる中、Xの売り上げもアップさせるために値下げが行われています。
特にキャンペーン時だと、同じインチ型のXSよりも安い傾向にあります。私の場合、オータムキャンペーンがきっかけでXに乗りかえましたが、XSよりも安く乗りかえられました。
iPhone Xについておさらい
今回はiPhone Xについて紹介いたしました。
- ホームボタンの廃止で画面が広くなった。また、画面の拡大化によってサイトやブログの情報量が1つの画面内に多く表示されるようになった。
- 横幅の縮小により、手のサイズが小さい方でも片手操作が行いやすい。
- スワイプ操作がクセになる。
- Face IDによる顔面認証の導入。
- デュアルカメラに搭載された性能で手ぶれを抑えられる。
- アニ文字機能で楽しく遊んだり共有したりできる。
- Apple Payが簡単に起動できる。
- 上下の位置はサイドボタンの位置で覚えよう。
- AppleCare+に加入すれば、修理代が安くなる。
- 新型iPhoneの販売に伴い、Xは値引きされている。キャンペーンを経由すると、よりお得な料金で乗りかえできる可能性もある。
これらの点を踏まえると、新型機能を満喫できて且つお得な料金で契約できるのは他ならぬiPhone Xだと思います。もし、あなたがiPhoneの機種選びに悩まれているようでしたら、まずはiPhone Xから利用されてはいかがでしょうか?
ちなみにSIMはどこで契約すればいいのか?って疑問もあると思います。
格安SIMが流行ってる中でソフトバンクを愛用しています。
理由についてはまた別記事にて紹介します。
最後まで読んでくださりありがとうございました。