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Osmo Pocketユーザーが考えるOsmo Actionの魅力と用途に合わせた選び方

Osmo-Pocketユーザーが考えるOsmo-Actionの魅力と用途に合わせた選び方

DJIは昨年にOsmo Pocketという小型のカメラを発売していたのですが、それとはまた毛色の違うカメラであるOsmo Actionというアクションカメラを発売しました。

このカメラはOsmo Pocketとは違い、GoProを意識した「アクションカメラ」というジャンルになっています。

画像出典:DJI Store「Osmo Action」ページ(https://store.dji.com/de/product/osmo-action?vid=80181)

そんな新発売されたOsmo Actionですが、Osmo Pocketユーザーから見たOsmo Actionの魅力に迫っていきたいと思います。

Osmo  Actionの基本情報
画像出典:DJI Store「Osmo Action」ページ(https://store.dji.com/de/product/osmo-action?vid=80181)

Osmo Actionは小型で本体だけで防水性能を備えたアクションカメラです。

また、外見的な特徴として裏と表それぞれにディスプレイを搭載しています。これによって、自撮りをしながらでも構図を確認することができます

さらに、アクションカメラで最も重要視されている手振れ補正も搭載しています。この手振れ補正は「Rock Steady」といって、画角は狭くなってしまうもののGoProのHyperSmoothと同等かそれ以上の手振れ補正を実現しています。

Osmo Actionの羨ましい点

防水・頑丈

画像出典:DJI Store「Osmo Action」ページ(https://store.dji.com/de/product/osmo-action?vid=80181)

まず初めに羨ましいと思う点は防水性であり、頑丈であることです。Osmo Actionは本体だけで11mの防水を実現しています。これによって、使用できるシーンが大幅に広がります。例えば、悪天候の中での撮影はもちろん、スキー、スノーボードなどの雪の中でのシーン、ダイビングやキャンプなどのアウトドアアクティビティなどにも利用できます。

また、四角い小型のボディは堅牢性を出しています。レンズにも取り外し可能なフィルターが付いているので、万が一落としてしまっても、よっぽどのことがなければレンズまでダメージが到達するということはありません。

しかし、Osmo Pocketではそうはいきません。本体に防水性はなく、レンズもむき出し、さらにはジンバルがあるため、ポケットに入れる際にもケースに入れなければいけません。それだけの手間かと思われますが、何回も繰り返していると面倒になってきます。また、撮影中に手が滑って落としてしまったら破損する可能性は高いでしょう。

ディスプレイが広い

画像出典:DJI Store「Osmo Action」ページ(https://store.dji.com/de/product/osmo-action?vid=80181)

Osmo Actionには2.25インチのリアディスプレイ1.4インチのフロントディスプレイが搭載されています。これによって広い画面で設定を行えたり、構図を確認することができます。一方、Osmo Pocketは1インチディスプレイなので誤作動を起こしたり、いまいち構図がわかりにくかったりと不便な点もあります。

様々なアクセサリが使える

画像出典:DJI Store「Osmo Action」ページ(https://store.dji.com/de/product/osmo-action?vid=80181)

Osmo ActionはGoPro用のアクセサリと互換性があるため、現在市場に出ている膨大な数のアクセサリを使用することができます。しかし、Osmo Pocketには外付けのアクセサリマウントはあるものの、GoPro用のものと比べると選択肢が大幅に減ってしまいます。

バッテリーが交換できる

画像出典:DJI Store「Osmo Action」ページ(https://store.dji.com/de/product/osmo-action?vid=80181)

Osmo Pocketはバッテリーが内蔵式で交換が不可です。したがって、バッテリーがなくなったら給電をしながら撮影を行うか、充電が完了するまで待つしかありませんでした。しかし、Osmo ActionはGoProと同様、あらかじめ予備バッテリーを用意しておいてなくなったら交換という方法をとることができます。これによって、自転車に搭載してツーリング風景を撮影する場合なども連続して撮影を行うことができるようになります。

Osmo Pocketが優れている点

手振れ補正

Osmo ActionのRock Steadyも非常に優秀ですが、電子手振れ補正によるカクツキや不自然な補正が発生してしまうということが報告されています。

しかし、Osmo Pocketはジンバルによる物理的な手振れ補正なのでこのようなことはめったにありません。また、補正もOsmo Pocketに軍配が上がるでしょう。

画質

画質に関しては、色など人それぞれ好みがあるため一概には言えませんが、解像度という点で一般的に言うと、超広角レンズや魚眼レンズを搭載している場合、周辺に流れが出たり解像度が低くなったりと画質は落ちてしまいます。また、電子手振れ補正を用いた際にはクロップされるので解像度が落ちてしまいます。

一方、Osmo Pocketは魚眼レンズではないことに加え、そのままの画角でジンバルによる手振れ補正を行えるので、画質は綺麗になります。

 

様々なエフェクトがある

Osmo Pocketはジンバル部が駆動することによってユニークなエフェクトをアプリから設定することができます。

  • 右から左へと自動で動きながらタイムラプスを撮影してくれるモーションラプス
  • 自動でパノラマを撮影してくれる機能
  • 選択した範囲を追尾するアクティブトラッキング
  • 選択した物体を追尾するアクティブトラッキング

などのジンバルがあることでしかなしえない、ユニークな撮影方法があります。

エフェクト機能を使わない手はありません!!

マイクの音質

Osmo Actionの場合、防水機能を持たせるためにボディは密閉されていなければならず、マイクはその奥に入ってしまっています。そのため、音質がこもったような音になります。

一方Osmo Pocketのマイクは非常に優秀で、よっぽど本格的に撮影する場合を除いては、外部マイクなしで満足できる音質となっています。

外部マイクを買わなくても大丈夫!!

どちらを選ぶべきか

ここまで、Osmo ActionとOsmo Pocketの特徴を比較しました。それをまとめてどちらがいいかということを考察してみます。

⇨Osmo Pocketレビューはこちら

Osmo Actionに向いてる人
  • 撮影シーンがアウトドア
  • スポーツなどに使いたい
  • ツーリング動画などに使いたい
  • 多少ラフに扱えるカメラが欲しい
  • シネマティックな撮影はしない
Osmo Pocketに向いている人
  • スポーツには使わない
  • 撮影シーンが街中や観光メイン
  • 撮影スタイルが腰を据えて撮るスタイル
  • クリエイティブな撮影をしたい

 

まとめ

Osmo Actionはその頑丈なボディとダイナミックな画角から、迫力のある映像を撮影することができます。しかし、一方で周辺の流れが気になったり解像度が落ちたりとクリエイティブで綺麗な映像を撮ろうとすると、気になる点も出てきてしまいます。

一方で、Osmo Pocketはそのような綺麗な映像を撮ることには長けていますが、防水ではなかったり、取り扱いに気を使ったりします。

どちらを選んでも、すべてのシーンにおいて100パーセント満足できるということは無いので、自分の撮影したいシーンに合わせて選ぶことが大切です。

 

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