博士
普通のマウスと比べて応答速度や読み取り速度が優秀で、複数のボタンにショートカットを割り当てられることで他プレイヤーよりも早い動作が出せるメリットがあります。
性能が良い分普通のマウスより相場は高いので、選ぶなら寿命が長いほうが望ましいもの。本記事ではゲーミングマウスの耐久寿命や、寿命の長いおすすめのゲーミングマウスを紹介していきます。
ゲーミングマウスの寿命はメーカーごとに差が出る
ゲーミングマウスの寿命は使い方や製品それぞれで差は出るものの、メーカーごとで信頼性は大きく異なります。
ちゃんとしたメーカーだと安心できる情報をしっかり提示してくれるので、購入する際の参考にできます。メーカーによっては耐久性について安心できる情報が少なく「購入したものの、すぐ壊れてしまった」なんてことも十分にあるので注意しましょう。
中国・韓国メーカーのゲーミングマウスは寿命が壊れる頻度が高い可能性がある
博士
もちろん中国・韓国メーカーすべてがすぐに壊れるわけではありませんが、耐久性に難がある製品が多いのも事実です。
有名メーカーと比べて値段が安いので買いやすくはあるのですが、数ヶ月で壊れてしまうことも十分あります。
中国や韓国メーカーは当たり外れが激しく使い捨てになる可能性が高いので、長く使っていくのなら耐久性が保証された有名メーカーのデバイスを買うほうが後悔せずに済むでしょう。
寿命が長いゲーミングマウスメーカー
安心して長期間使える有名メーカーと、おすすめのゲーミングマウスをご紹介していきます。
本記事で紹介するゲーミングマウスはどれも使用ユーザーが多く、耐久性はもちろん使いやすさの評価が高いものを厳選しています。
Logicool(ロジクール)のゲーミングマウス
ロジクールのゲーミングマウスは2000円台で買えるものから1万円を優に超す物まで、製品数が多いのが特徴です。
専用規格である「Unifyingレシーバー」を使えば、USBポートひとつで複数のデバイスと繋げられたりと利便性もアップします。
さらにロジクールでは、すべてのゲーミングマウスに二年の保証が標準で付いています。トップシェアを誇る老舗メーカーだけあって、寿命や長く使うことを重視する上でまず間違いない選択と言えるでしょう。
Logicool G PRO HERO G-PPD-001r
商品名 | Logicool G PRO HERO G-PPD-001r |
おすすめ度 | ★★★★★ |
ボタン数 | 6 |
マウス寸法 | 116.6×62.15×38.2mm |
本体重量 | 83g |
有線/無線 | 有線 |
最大感度 | 25,600dpi |
Logicool G PRO HERO G-PPD-001rの特徴
- 圧倒的な軽さ
- 5,000円以下で購入できる
- 5000万回のクリックに耐えられる抜群の耐久力
- 高精細、高精度なHERO 16センサーを搭載
ハイエンドなゲーミングマウスにも引けを取らない性能を持ちながら5000円以下で買えるコストパフォーマンスの良い製品です。
HERO 16センサーを搭載しているので、非常に反応速度や感度が高く、FPSなどの瞬時の動作を求められるゲームにおいては相性抜群。重量もわずか83gしかないので、腕への負担も少なく済みます。
5000万回のクリック耐久性や、二年保証もあるのでかなり長く使えるでしょう。e-sportsをこれから始めてみようかなと思っている人にはかなりおすすめ。
Razer(レイザー)
Razerはゲーミングデバイスの中でも性能が高く人気のあるメーカーです。Razerのマウスのクリック反応速度は非常に高いと評判で、瞬時に動作を繰り出すことが可能となっています。また、DPI(解像度)の調整の幅がかなり広いので、様々な場面で柔軟な設定を選べます。
人間工学(エルゴノミクス)に基づいた持ちやすい形状になっており、一度Razerのゲーミングマウスを使ったら快適すぎて離れられないという声も多いです。
Razer DeathAdder V2
商品名 | Razer DeathAdder V2 |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
ボタン数 | 8 |
マウス寸法 | 127×61.7×42.7mm |
本体重量 | 260g |
有線/無線 | 有線 |
最大感度 | 20,000dpi |
DeathAdder V2の特徴
- 左右非対称のエルゴノミクスデザイン
- 大型サイズなのに重量はわずか82g
- 99.6%の解像度精度、最大20,000DPIの解像度を実現
- 応答時間が最高速 0.2 ミリ秒のオプティカルマウススイッチ
DeathAdder V2はサイズが大きめですが重さがたった82gしかありません。ミクスデザインのおかげでフィット感もかなりいいので、大型で軽量なマウスを探している人にとっては相性抜群です。
ただ、手の小さな人には合わない可能性が高いので注意が必要となります。
クリック耐久性も7000万回とかなり高いので耐久性もバッチリです。
SteelSeries(スティールシリーズ)
SteelSeriesといえば超人気セラー商品であるQCKというマウスパッドが有名ですが、もちろんゲーミングマウスの質もバッチリです。
とにかく商品の種類が豊富で、マウスボタンの数や本体重量、DPIのバリエーションが多く、自分の使用用途に合ったマウス選びが可能です。安いモデルだと3000円程度で購入可能なので、e-sports初心者でも手が出しやすい特徴があります。
RIVAL 600
商品名 | RIVAL 600 |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
ボタン数 | 20 |
マウス寸法 | 118×75×41mm |
本体重量 | 96-128g(カスタマイズ可能) |
有線/無線 | 有線 |
最大感度 | 8,200dpi |
RIVAL 600の特徴
- ウェイト装着で重さを4g単位でカスタム
- 最短0.5mmから調節可能なリフトオフディスタンス
- 高精細・高精度なセンサー
- 6000万回のクリック耐久性&一年保証
RIVAL 600は左右にウェイトを装着することができ、96~128gの範囲で自由に重さを変えることが可能です。FPSゲームおいては重量を重めにすることでエイムに安定感が生まれます。
RIVAL 600にはセンサーが二つ搭載されており、それぞれ読み取り用、リフトオフディスタンスを見る用のセンサーとなっています。
リフトオフディスタンスを調整することで、マウスを持ち上げて置き直す際にAIMがブレなくなるので、FPSゲームでは大きなアドバンテージとなります。
FPSゲームをメインでプレイする人にはかなりおすすめできるデバイスです。
ゲーミングマウスは高性能だからこそ消費電力が高く寿命が短め?
多くのゲーミングマウスにはLEDが搭載されているので、普通のマウスに比べて消費電力は高くなる傾向にあります。また、高性能・高機能な分、それだけ精密機器が使われているので耐久性も普通のマウスと比べて劣る場合も考えられます。
ただ、最近はe-sportの普及やプロゲーマーの増加によって、各メーカーがデバイスの品質改良には力を入れています。
有名メーカーだと大体年単位の保証が付いてくるので、故障した場合でも交換してくれます。寿命に関しては大きく心配する必要はないでしょう。
ゲーミングマウスが消耗品になるかは製品によって変わる
博士
ゲーミングマウスは多くのメーカーがいろいろな種類の製品をリリースしていますが、当然、良し悪しが存在します。
値段が高いほど耐久性も上がる傾向にあるものの、なかには高価でも耐久性が低くすぐに壊れてしまうなんてことも。
メーカー公式サイトやレビューなどを参照して、製品の特性をきちんと判断することも忘れないようにしましょう。
ゲーミングマウスの寿命まとめ
ゲーミングマウスの寿命と、長く使えるゲーミングマウスについて紹介してきました。
中国や韓国メーカーのゲーミングマウスは見た目が良く価格が低いので目を奪われがちですが、品質が低い可能性が高いので注意が必要です。
本記事で紹介した「Logicool(ロジクール)」や「Razer(レイザー)」などの信頼性の高い、保証のあるようなメーカーを選ぶほうが結果的に寿命が長くコスパが良いです。ぜひ本記事を参考に、最適なゲーミングマウスを選んでください。
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