近頃はグラフィックが高く、負荷が重いゲームが増えていますよね。
そんなゲームに適しているのが「ゲーミングスマホ」です。
高性能な分、価格も比較的高めですが、まずは安くてコスパが良いモデルから始めたい人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事ではゲーミングスマホと一般的なスマホの違いについて触れた後、おすすめのゲーミングスマホを厳選して紹介します。
- ゲーミングスマホとはそもそも何なのか
- おすすめの安いゲーミングスマホの選び方
- ゲーマーが使用するおすすめのゲーミングスマホ4選
- コスパ最強のゲーミングスマホ6選
- 安いゲーミングスマホに関するよくある質問
ゲーミングスマホとは?ゲームがサクサク動く条件を解説
その名の通りですが、ゲーミングスマホとは「ゲームをプレイするのに特化したスマホ」です。
普通のスマホの違いとしては
- CPUの性能(処理速度)が高い
- メモリ・ストレージ容量が多い
- ディスプレイが高リフレッシュレート&高解像度&大画面でゲーミング仕様
- 冷却性能にすぐれている
- ゲームに特化した機能が豊富
という点があげられます。
全体的な性能が高い分負荷が重い3Dゲームをサクサク遊ぶことができ、普通のスマホではよくある処理落ちやフリーズなどもほとんど起きません。
また、ディスプレイは120Hz~165Hzと高リフレッシュレートなので、PUPGやApex MobileなどのAIMゲームにも最適です。
おすすめの安いゲーミングスマホの選び方
安いゲーミングスマホの選び方について解説していきます。
バッテリー性能
ゲームなど負荷が重い用途はとくに、バッテリー消費が激しいです。
外に持ち運ぶ場合、途中で充電切れを起こしたらわざわざ充電しないといけないので、バッテリー駆動時間はできるだけ長い方が良いでしょう。
家でしか基本使わない人は3000mAh、外でもがっつり使うなら4000mAh以上のものがおすすめです。
メモリ
メモリはゲームの快適さと密接に関係しており、メモリが少ないと途中でアプリが落ちたりフリーズする可能性が高くなります。
6GBあればネットサーフィンなども快適に可能ですが、高画質でゲームを楽しみたいなら8GB以上がおすすめです。
とはいえ、あまりにメモリ性能が高すぎると負荷をかけたら熱が暴走する場合もあります。
あくまで性能バランスが良いものを選ぶのが大切です。
CPU
CPUは人間にたとえると頭脳ともいわれる非常に重要なパーツです。
選ぶ際はコア数とクロック数(動作周波数)に注目しましょう。
コア数とは実際のCPUの数のことを表し、数が多ければ多いほど情報の処理が早くなるため、快適を求めるなら6コアがおすすめです。
クロック数は1秒間に発する情報数のことで、1.8GHz以上のものを選べばゲームプレイや普段の作業も快適で安定します。
音質
音質はゲームや音楽鑑賞など、没入感を感じたい時には重要です。
主な特徴としては以下のとおりとなっています。
- Dolby Atmos…音の臨場感が非常に高い。イコライザーを細かく設定可能。
- aptX…イヤホンをしても低音域・高音域がはっきり聞こえる。元の音を確実に再現可能。
- ハイレゾ…CD音源でも難しいレベルのかなり細かい音を再現できる。
Dolby Atmosは、銃声や足音の具体的な距離・方向が分かりやすいのでシューティングゲームにはもってこいです。
用途と照らし合わせて上手く選択してみてください。
ディスプレイ
ゲームをメインにプレイするならディスプレイの性能も妥協できません。
FPSゲームに関しては滑らかな映像になるほど敵が見つけやすく、より有利に戦えるので、リフレッシュレートは120Hz以上、解像度はフルHDがおすすめです。
一方で迫力や臨場感が重要のRPGゲームにおいては、解像度が高いWQHD以上のモデルも候補に入れてみてください。
ゲーマーが使用する特におすすめの安いゲーミングスマホ4選
ゲーマーが使用するとくにおすすめの安いゲーミングスマホを4つ、スペック・特徴を用いて紹介していきます。
ROG Phone 5s|ASUS(エイスース)
出典:Amazon
画面サイズ | 6.78インチ |
解像度 | 2448×1080 |
リフレッシュレート | 144Hz |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 888 Plus 5G |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB |
バッテリー容量 | 6,000mAh |
「ROG Phone 5s」は「最強」と呼ばれるゲーミングスマホです。
最新のCPUを搭載しているのが特徴で、スマホゲームの中でかなり重いといわれている原神も最高設定で遊べます。
また、バッテリー容量は6000mAhながら1時間ほどで満充電できるため、充電ケーブルが邪魔になるストレスを減らすことが可能です。
REDMAGIC7|Nubia(ヌビア)
出典:Amazon
画面サイズ | 6.67インチ |
解像度 | 2400×1080 |
リフレッシュレート | 165Hz |
CPU | Qualcomm🄬Snapdragon8 Gen 1 |
メモリ | 18GB |
ストレージ | 256GB |
バッテリー容量 | 4500mAh |
「REDMAGIC7」はガチゲーマーに一押しのゲーミングスマホです。
リフレッシュレートが165Hzと非常に高いので、繊細なAIM調整などもカクつかず、はっきりとした映像でゲームを楽しめます。
高性能スマホではめずらしいヘッドフォン端子も搭載されているため、ゲーミングヘッドフォンの使用も可能です。
Black Shark 4 Pro|Xiaomi(シャオミ)
出典:Amazon
画面サイズ | 6.67インチ |
解像度 | 2400×1080 |
リフレッシュレート | 144Hz |
CPU | Qualcomm Snapdragon 888 |
メモリ | 12GB |
ストレージ | 256GB |
バッテリー容量 | 4500mAh |
「Black Shark 4 Pro」は機能性にすぐれたゲーミングスマホです。
収納式の物理トリガーが搭載されていたり、感圧式の3Dタッチに対応していたりと、ハードウェア面の機能が充実しています。
本体が冷却ユニットに挟まれているサンドイッチ構造になっているので、負荷が高いゲームをプレイしていても低音やけどする心配はありません。
Xperia5III|Sony(ソニー)
出典:Amazon
画面サイズ | 約6.1インチ |
解像度 | 2520×1080 |
リフレッシュレート | 120Hz |
CPU | Qualcomm Snapdragon 888 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
バッテリー容量 | 4500mAh |
「Xperia5III」はコンパクトだけどハイスペックなゲーミングスマホとなっています。
HDR対応の有機ELディスプレイにくわえ、2画面を同時操作できるマルチウィンドウに対応しており、操作性が非常に良いです。
さらに、eSportsチームと共同開発したオーディオイコライザーを搭載しているため、わずかな足音や銃声もかなり正確に伝わってきます。
コスパ最強なゲーミングスマホ6選
コスパ最強なゲーミングスマホ6つ、スペック・特徴を用いて紹介していきます。
Black Shark 4|Xiaomi(シャオミ)
出典:Amazon
画面サイズ | 6.67インチ |
解像度 | 2400×1080 |
リフレッシュレート | 144Hz |
CPU | Qualcomm Snapdragon 870 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
バッテリー容量 | 4500mAh |
「Black Shark 4」は非常に安い価格設定が魅力のゲーミングスマホとなっています。
安い分CPUのランクが若干下がっているものの、PUPGなどのシューティングゲームではしっかり遠くまで描写してくれたりと、ゲーム性能は十分です。
「めちゃくちゃハイスペックなスマホが欲しい」という人には物足りないかもしれませんが、よっぽど重い作業をしない限りは基本的に満足いくスペックでしょう。
Mi 11T Pro|Xiaomi(シャオミ)
出典:Amazon
画面サイズ | 6.67インチ |
解像度 | 2400×1080 |
リフレッシュレート | 120Hz |
CPU | Qualcomm Snapdragon 880 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
バッテリー容量 | 5000mAh |
「Mi 11T Pro」は「できるだけ予算は抑えながらもハイエンドな端末が欲しい」という人にゲーミングスマホです。
ゲームターボという機能が搭載されており、ゲームプレイ中に他アプリの通知を制限したり、間違って押してしまいがちのボタンなどを無効化することができます。
今やほとんどの人が利用しているおサイフケータイにも対応しているのも地味にうれしいポイントです。
Zenfone 8|ASUS(エイスース)
出典:Amazon
画面サイズ | 5.9インチ |
解像度 | 2400×1080 |
リフレッシュレート | 120Hz |
CPU | Qualcomm Snapdragon 888 5G |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
バッテリー容量 | 4000mAh |
「Zenfone 8」は万能でカジュアルに扱えるゲーミングスマホです。
5.9インチという絶妙なサイズ感が魅力で、片手でも文字入力が可能ですし、ポケットや小さめのカバンにもスポッと入ります。
バトロワ系の重いゲームを高設定でがっつり遊ぶことができるのにくわえ、ゲームプレイ環境の設定(通知など)をいじれるGame Genieが搭載されているのもうれしいですね。
REDMAGIC6 |Nubia(ヌビア)
出典:Amazon
画面サイズ | 6.8インチ |
解像度 | 2400×1080 |
リフレッシュレート | 165Hz |
CPU | Qualcomm Snapdragon 888 |
メモリ | 12GB |
ストレージ | 128GB |
バッテリー容量 | 5050mAh |
「REDMAGIC6」は冷却性能が高いゲーミングスマホです。
最新CPUと165Hzディスプレイが発揮する映像は驚異的に綺麗で、この快適さを体験してしまったらもう普通のスマホには戻れません。
スピーカーはステレオ式となっており、イヤフォンを使わなくても迫力満点のサウンドを楽しめます。
REDMAGIC6 pro|Nubia(ヌビア)
出典:Amazon
画面サイズ | 6.8インチ |
解像度 | 2400×1080 |
リフレッシュレート | 165Hz |
CPU | Qualcomm Snapdragon 888 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 256GB |
バッテリー容量 | 5050mAh |
「REDMAGIC6 pro」は長時間のゲームプレイもサクサクこなせるゲーミングスマホです。
独自の冷却システムにくわえアルミニウム合金も採用しているので、RPGやFPSなど高負荷のゲームの発熱をかなり軽減してくれます。
デザインは普通のスマホのようにスマートでシンプルながら、ゲーミングらしさをしっかりと残していて非常にかっこいいです。
ROG Phone 5|ASUS(エイスース)
出典:Amazon
画面サイズ | 6.78インチ |
解像度 | 2448×1080 |
リフレッシュレート | 144Hz |
CPU | Qualcomm Snapdragon 888 5G |
メモリ | 12GB |
ストレージ | 256GB |
バッテリー容量 | 6000mAh |
「ROG Phone 5」はメイン端末として最適なゲーミングスマホです。
スマホにはめずらしいDACを搭載しており、音響が格段に上がるので音楽鑑賞はもちろん、ゲームプレイ時もより繊細なサウンドを体験できます。
この1台があれば原神や3Dゲームなども重さをまったく感じず快適に遊べますし、将来性の高さも最高です。
安いゲーミングスマホに関するよくある質問
安いゲーミングスマホに関するよくある質問に回答します。
中古のゲーミングスマホは購入してよい?
結論からいうと、おすすめはしません。
理由としてバッテリーやパーツなどの劣化があり、快適にゲームができない可能性が高いからです。
専門の店舗に行くなら実際のスマホの状態を確認できるのでまだ安心かもしれませんが、店舗はネットと比べて割高になっています。
正直そこまでして中古を選ぶメリットがまったくないので、やはり公式サイトかAmazonで新品を買う方が無難で安心でしょう。
ゲーミングスマホを普段使いする場合はいらない?
普段使いするには重量が重かったり、画面が大きいのでサッとポケットに入れづらいデメリットはあります。
とはいえ、バッテリー性能や画質の綺麗さに関しては圧倒的に綺麗なため、普段使いも可能です。
性能が高い分普段のちょっとした作業での快適さもかなり変わりますし、多くのモデルが有機ELディスプレイなのでYouTubeや映画鑑賞にも適しています。
不要になったスマホはどこに買取依頼すべき?
不要になったスマホ・Android・iPhoneの高価買取はクイックへの依頼がおすすめです。買取は企画の店舗・宅配での買取などご希望に沿った買取方法を選択できます。
使わなくなったスマホだけでなく、壊れたスマホやタブレット・PCまで買取対象のため、一度お気軽にご相談ください。
参考:スマホ・Android・iPhone高価買取のクイック
おすすめの安いゲーミングスマホまとめ
本記事では安いゲーミングスマホに注目し、
- ゲーミングスマホとはそもそも何なのか
- おすすめの安いゲーミングスマホの選び方
- ゲーマーが使用するおすすめのゲーミングスマホ4選
- コスパ最強のゲーミングスマホ6選
- 安いゲーミングスマホに関するよくある質問
について徹底解説しました。
迷っている人は初めに紹介した
- ROG Phone 5s
- REDMAGIC7
- Black Shark 4 Pro
- Xperia5III
の中から選ぶのがおすすめです。
ぜひ本記事を参考にし、自分に合ったモデルを見つけ、最高のスマホ環境を実現してみてください。
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