ロジクール(logicool)のゲーミングキーボードと言えば、プロゲーマーや有名ストリーマーも愛用している信頼のブランドです。そのため、ロジクールのゲーミングキーボードに憧れを持っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、ロジクールのゲーミングキーボードには色々な種類があり、間違った選び方をすると自分の期待している性能を発揮しないことも……。
そこで、この記事ではロジクールのゲーミングキーボードを徹底解説!選び方のポイントやおすすめ商品まで、しっかり解説します!
ロジクールのゲーミングキーボードの特徴
ロジクールのゲーミングキーボードは、高い機能性と洗練されたデザインを併せ持ちます。
ロジクールのゲーミングラインと言えば、「Gシリーズ」が有名です。プロゲーマーやストリーマーの愛用者も多く、ゲーミングキーボードのスタンダードと言っても過言ではないでしょう。
競技シーンやプロ向けの多機能モデルから、普段使いにもピッタリなフルキーボードタイプまで、様々なニーズに合わせた豊富なラインナップが特徴です。
また、同じモデルで合ってもキー軸を選べるタイプもあり、自分好みの打鍵感を選べますよ!
同一モデルでキー軸が選択可能なものがある
ロジクールのゲーミングキーボードは、同じモデルでもキー軸が選択可能なモデルもあります。
キー軸とは、キーを押した際の音・打感を決める重要なパーツで、青・赤・茶・銀・ピンクなどの色で分類されています。
赤軸はキー軸の基本となる軸で、多くのゲーミングキーボードに採用されており、素早い入力が可能です。青軸はカチカチ大きな音が出るキー軸で、昔ながらのタイピング音というイメージでしょう。
また、静音キーボードが欲しい人はピンク軸がおすすめで、非常に静かな打鍵音がします。ぜひ、選ぶ際の参考にしてください。
オプション機能
ロジクールのゲーミングキーボードには、ゲームを有利に進めるためのオプション機能が多数搭載されています。
主なオプション機能には、「Nキーターンオーバー」「アンチゴースト」「マクロ機能」があり、各オプションの特徴は以下の通りです。
オプション | 特徴 |
Nキーロールオーバー機能 | キーボードで複数のキーが同時に押された際、押された順番に応じてすべてを認識する機能です。 例えば、2キーを認識するタイプを「2キーロールオーバー」、4キーを認識するタイプを「4キーロールオーバー」と言います。 この「N」は、認識できるキーボードのスペックにより異なるので、それぞれ確認しましょう。 |
アンチゴースト機能 | そもそも、入力するつもりのないキーを誤入力してしまうことを、「ゴースト」と呼びます。 つまり、アンチゴースト機能とは「誤入力を防ぐ」機能です。 アンチゴースト機能の性能は「パーセント」で表され、「アンチゴースト100%」であれば、誤入力によるミスを100%防げるスペックということになります。 |
マクロ機能 | マクロ機能は、マクロキーという呼ばれ方をすることもあります。 ゲームでコマンドや技を出す際、複数のキーを同時入力することがありますが、それをひとつのキーを押すだけで入力できるようになる機能です。 これにより、同時入力による押し間違えが減るでしょう。 しかし、ゲームによってはマクロ機能の使用が禁止されているケースもあり、注意が必要です。 |
キーボードのサイズもさまざま
ロジクールのゲーミングキーボードには、様々なサイズがラインナップされています。
主に「競技用」と「自宅用」にサイズ感が分けられており、以前はプログラミングにも対応している大型キーボードも存在していました。
競技用のサイズは、会場に持ち込んでも確実に使えるテンキーレスのコンパクトタイプです。フルキーボードの場合、会場に持ち込んでもスペースが足りないことがあります。競技シーンを目指している人は、コンパクトなテンキーレスタイプを選びましょう。
また、自宅用キーボードはテンキーのあるフルキーボードが採用されています。テンキーがあるので日常使いでも問題なく使用できるでしょう。
ロジクールのおすすめゲーミングキーボード
ここからは、ロジクールのおすすめゲーミングキーボード「G」シリーズを8モデル紹介します!
それぞれ違った特徴や機能があるので、自分のお気に入りのキーボードを見つけてくださいね。
G913
おすすめ度 | ★★★★★ |
キー種類 | 薄型GLクリッキーGLリニアGLタクタイル |
接続方法 | USB/ワイヤレス |
オプション機能 | 26キーロールオーバー、109キーアンチゴースティング、マクロ |
参考価格 | 30,800円(税込) |
G 913は、ロジクールGシリーズのフラグシップモデルです。価格は30,800円と高額ですが、ロジクールのゲーミング技術を全て詰め込んだと言っても過言ではないキーボード。
多くの機能を詰め込んだプロ向けモデルながら、22mmの超薄型で、試合会場への持ち運びも便利です。
また、G913に搭載されているワイヤレスは、1msという高速スピードを実現しており、まるで有線のような快適感があります。
PRO X
おすすめ度 | ★★★★★ |
キー種類 | Romer-Gタクタイル |
接続方法 | USB |
オプション機能 | 26キーロールオーバー、87キーアンチゴースティング、マクロ |
参考価格 | 18,480円(税込) |
PRO Xは、Gシリーズではなくプロ向けの「PROシリーズ」からリリースされているゲーミングキーボード。大会実績のあるPRO Xのデザインに、プロレベルのキー入れ替えが可能になりました。
テンキーレスのコンパクトサイズなので、自宅・大会用どちらにも対応できるゲーミングキーボードです。
様々なゲームジャンルのトップゲーマーが使用しているキーボードなので、「プロゲーマーと同じギアを使用したい」人は検討されてみてはいかがでしょうか。
G512 CARBON
おすすめ度 | ★★★★☆ |
キー種類 | Romer-Gタクタイル、Romer-Gリニア、GX Blue |
接続方法 | USB |
オプション機能 | 26キーロールオーバー、104キーアンチゴースティング、マクロ |
参考価格 | 13,750円(税込) |
G512 CARBONは、独自開発のメカニカル方式を採用したキーボードです。それぞれ、茶・赤・青軸のような性能を有しています。
G512 CARBONの特徴は、美しいボディです。航空機に使用されるアルミ合金を採用しており、ミニマルなデザインと美しい外観を両立。また、このアルミ合金のおかげでゲーム中にキーボードが滑ることはありません。
Gシリーズのスタンダードとも言えるモデルで、ロジクールのキーボードに迷ったらG512 CARBONを選んでおけば間違いないでしょう。
G613
おすすめ度 | ★★★★☆ |
キー種類 | Romer-Gタクタイル |
接続方法 | Bluetooth |
オプション機能 | 26キーロールオーバー、104キーアンチゴースティング、マクロ |
参考価格 | 14,080円(税込) |
G613は、Bluetooth専用のワイヤレスモデルです。Bluetooth専用で、ソファーやベッドで気楽にゲームを楽しみたい人に向いています。
ワイヤレスモデルですが、1msの高速レポートレートを実現しており、FPSや格闘型アクションゲームなどの、素早い入力が必要なゲームジャンムにも対応可能。高速通信ですから、入力遅延はほぼ気になりません。
テンキー搭載のフルキーボードなので、家庭用として検討されてみてはいかがでしょうか。
G213 Prodigy
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
キー種類 | Mech-Dome |
接続方法 | USB |
オプション機能 | 5キーロールオーバー、12のマクロモード |
参考価格 | 7,700円(税込) |
G213 Prodigyは、Gシリーズの中でもリーズナブルなキーボードです。
キータイプはMech-Domeを採用しており、ロジクールのメカニカルキーボードに匹敵するほどの高速入力を可能にしています。
バックライトも自分のスタイルにシステムを構築でき、ライトとゲーム内のアクションを連動させることも可能です。
耐水性・耐久性にも優れているので、もし飲み物をこぼしてしまった場合にも、落ち着いて対処できます。
G105 ゲーミング キーボード
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
キー種類 | – |
接続方法 | USB |
オプション機能 | 5キーロールオーバー、6キーアンチゴースティング、マクロ |
参考価格 | 5,750円(税込) |
G 105は、Gシリーズのエントリーモデルです。5,750円ながら、ゲームの勝利に不可欠な機能をしっかり搭載しています。
6個のプログラマブルGキーを搭載しており、マクロモードは3つ切り替えが可能。プレイするゲームや使用するキャラに応じて、柔軟にマクロを切り替えられます。
税込5,750円とリーズナブルな価格なので、初めてロジクールのゲーミングキーボードを買ってみる人におすすめです。
G413
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
キー種類 | Romer-Gタクタイル |
接続方法 | USB |
オプション機能 | 10キーロールオーバー、109キーアンチゴースティング、マクロ |
参考価格 | 16,610円(税込) |
G413は、家庭用に最適なフルキーボードです。
キータイプにRomer-Gタクタイルを採用しており、標準的なメカニカルキーボードよりも25%高速に入力できます。
バックライトも主張し過ぎない赤や白が基調で、「ピカピカし過ぎているのもちょっと…」という人も違和感なく使用できるでしょう。
テンキーのあるフルキーボードですから、家庭・仕事用にもぴったり。普段使いもお考えの人におすすめです。
G610
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
キー種類 | CHERRY MX 赤軸、茶軸、青軸から選択 |
接続方法 | USB |
オプション機能 | 25キーロールオーバー、104キーアンチゴースティング、マクロ |
参考価格 | 14,800円(税込) |
G610は、有線モデルのメカニカルキーボードです。キータイプを赤軸、茶軸、青軸から選択でき、自分の好きな打鍵感・打鍵音にカスタマイズできます。
26キーロールオーバー、104キーアンチゴースティングといったオプション機能を搭載しており、「勝てるパフォーマンス」を発揮。3段階の角度調節も可能で、激しいゲーム操作をしていても、キーボードがズレる心配はありません。
バックライトの光るキーをカスタマイズでき。複雑なコマンドを追跡できます。ライトは白のみなので、激しい光が苦手な人にもおすすめです。
まとめ
ロジクールのキーボードは3万円を超えるモデルから、1万円を切るエントリーモデルまで様々なニーズに合わせたモデルが展開されています。
ぜひ、この記事で解説した選び方を参考にしながら、自分のお気に入りのゲーミングキーボードを見つけましょう!