「PS4を綺麗な画質で楽しみたい!」「PS4のおすすめゲーミングモニターはある?」
PS4をテレビに繋いでゲームをしている人も多いのではないでしょうか。しかし、テレビではPS4の性能をフルに発揮できない可能性があります。
そこで活躍するのが、PS4向けのゲーミングモニターです!
この記事では、PS4の性能をフルに使えるゲーミングモニターの選び方やおすすめ商品を徹底解説!
PS4のゲームライフを今よりももっと楽しみたい人は、ぜひゲーミングモニターに拘ってみてくださいね!
PS4のゲーミングモニターの選び方
現在、ゲーミングモニターはかなりのモデルが販売されています。
ですが、そもそもモニターに興味のない人からすれば、「性能とか画質ってどう違うの?」と疑問になる人も多いのではないでしょうか。
PS4向けのゲーミングモニターを選ぶには、まずはモニターの選び方を理解しておかなければいけません。
初めてゲーミングモニターを買う人は、以下のポイントに注意してモニターを選びましょう。
- モニターサイズは24インチが人気
- 応答速度で選ぶ
- リフレッシュレートは最高でも60Hz
- パネルの種類で選ぶ
- 入力端子の種類をチェック
- スピーカーは内蔵?外付け?
- フリッカーフリー機能
モニターサイズは24インチが人気
ゲーミングモニターのサイズは、10インチ程度の小型サイズから、50インチ以上の大型のものまであります。
しかし、最も人気なのは24インチ前後です。
ゲーミングモニターのサイズは、人の好みによって分かれます。例えば、大きな画面で大迫力のゲーム体験をしたい人は、50インチ以上の大型ゲーミングモニターを選んだ方が良いでしょう。
また、PS4を色々な場所で楽しみたい人は、10インチ程度のモバイルモニターを使う方法もあります。
ただ、ひとつ言えるのは、30インチを超える大型モニターでは、FPSなどの激しいゲームはプレイしずらいということです。
なぜなら、モニターが大きいと橋まで目をやるのが大変で、長時間プレイすると疲れてしまうから。
ゲーミングモニターのサイズを選ぶ際は、自分のプレイするゲームも考慮して選びましょう。
応答速度で選ぶ
ゲーミングモニターには、応答速度が存在します。
これは、PCやゲーム機から送られてきた信号を実際の画面に表示するまでの時間のことです。
ゲーミングモニターの応答速度は「ms(ミリ秒)」という単位で表され、数値が小さいほど応答速度が速く、ゲーム展開を素早く画面に表示できます。
例えば、1msのゲーミングモニターは0,001秒で画面が切り替わるということです。
応答速度をもう少し具体的に説明すると、画面の色が白から黒、黒から白へ変わる速度を表しています。
では、中間色が切り替わる速度は「GtoG」という尺度で表せられ、メーカーによってはそれぞれ両方が記載されているモデルがあることも特徴です。
ただ、白黒のゲームはほとんどプレイされていないので、どちらかと言えば「GtoG」を重視した方が良いでしょう。
リフレッシュレートは最高でも60Hz
ゲームを美しいグラフィックでプレイするためにかかせないのが、リフレッシュレートです。
リフレッシュレートとは、モニターが一秒間に何回切り替わるかを表したもので、「Hz(ヘルツ)」という単位で表されます。
同じ画質のゲーミングモニターでプレイしていても、リフレッシュレートが高いモニターは、より滑らかな映像でゲームを楽しめるでしょう。
リフレッシュレートが高いモニターを「ヌルヌル動く」と表現されますが、ストレスなくプレイでき、快適です。
ゲーミングモニターには144Hz、160Hz、240Hzが出るハイスペックモデルも発売されています。
しかし、PS4のスペック上、ゲーミングモニターの性能がいくら良くても60Hzしか出せません。
したがって、PS4専用機を選ぶ際に60Hz以上のモデルを購入すると、ゲーミングモニターの性能を余らせてしまいます。
PS4でプレイするなら、60Hzが出せる一般的なモニターでも十分なので、PCを使う予定のない人は、そこまでハイスペックなゲーミングモニターを選ぶ必要はないでしょう。
パネルの種類で選ぶ
ゲーミングモニターのパネルには、主に3つの種類があります。
【パネルの種類】
IPSパネル
VAパネル
TNパネル
それぞれ光の調節方法や性能が異なるので、詳しくみていきましょう。
IPSパネル
IPSパネルは、水平に寝かせた液晶分子を横方向に開店させることでバックライトの光を調節する方式です。
一般的なパソコンのモニターにも採用されており、視野角が広いので斜めからでもしっかり可視できます。
しかし、コストが高く応答速度が遅いので、FPSなどの激しくスピーディーな展開が求められるゲームには向いていません。
映像表現は比較的綺麗なので、MMORPGやシュミレーションゲームなど、まったりできるゲームを主にプレイされている人におすすめです。
VAパネル
VAパネルは、電圧がオフのときに液晶分子が垂直、最大電圧のときに水平になることで光の量を調節する方式です。
コントラスト比が高いので、黒を表現するのに秀でています。洞窟を探索するゲームや、黒の映像表現がよく出てくるゲームでは、VAパネルが活躍するでしょう。
しかし、応答速度が遅いので、FPS用のゲーミングモニターには向いていません。
TNパネル
TNパネルは、電圧をかけることによって液晶分子がねじれて光の量を調節する方式です。
他のパネル方式よりも低コストで作れるので、多くのパソコンやスマートフォンのパネルにも採用されています。
また、応答速度が他の方式よりもかなり速いので、FPSなどの激しいゲームをプレイされる人におすすめです。
デメリットは視野角が狭いことで、斜めから見ると見えないことが挙げられます。
大人数でパーティゲームをプレイしたい人には向かないので、注意してください。
入力端子の種類をチェック
PS4の映像出力端子には、HDMIと光デジタル端子が実装されています。
この2つのうちどちらからの端子を搭載しているゲーミングモニターでないと映像を入力できません。
しかし、現在発売されているゲーミングモニターの大半が、HDMIを採用しています。
サイズの小さいゲーミングモニターの場合、miniHDMI端子を採用していることもありますが、ケーブルがあれば問題なく繋がります。
PS4用のゲーミングモニターを選ぶ際は、HDMIか光デジタル端子のどちらかが搭載されているか確認しましょう。
スピーカーは内蔵?外付け?
ゲームを楽しむ上で欠かせないのが、「スピーカー」です。
モデルによってはスピーカーが内蔵されていなかったり、音がかなり貧弱な場合があります。
その際は、外付けスピーカーを購入しなければゲームを楽しめないでしょう。
高価なモデルであってもスピーカーを搭載していないモデルもあるので、購入の際はしっかり確認してください。
フリッカーフリー機能
フリッカーとは、リフレッシュレートが低いモニターで起こりやすい、画面がちらつく現象です。
このフリッカーが頻繁に発生するモニターでゲームをしていると、眼精疲労や肩こりの原因となってしまいます。
そこでフリッカーフリー機能を搭載しているモニターを選べば、こういったトラブルに悩ませられることはありません。
とはいえ、最近のゲーミングモニターはほとんどがフリッカーフリー機能を搭載しています。
それなりの価格で買えるモニターであれば、なんの問題もありませんよ。
PS4におすすめゲーミングモニター
ここからは、編集部が選ぶPS4におすすめのゲーミングモニターを紹介します!
どのモニターもPS4の性能をしっかりと発揮できるものなので、自分に合ったモデルを選んでください!
ASUS ゲーミングモニター VP28UQG 28.0インチ
画面サイズ | 28インチ |
接続端子 | HDMI2.0・DisplayPort1.2 |
パネルの種類 | TN |
応答速度 | 1.0ms |
リフレッシュレート | 60Hz |
参考価格 | 42,800円(税込) |
ASUS ゲーミングモニター VP28UQG 28.0インチは、28インチの4Kゲーミングモニターです。
リフレッシュレートは60Hzと一般的な数値なので、PS4やSwitch用のゲーミングモニターとしてぴったりでしょう。
応答速度も1.0msと高速で、FPSなどの激しいゲームも問題なプレイできます。
ブルーライト軽減機能が搭載されており、長時間ゲームをしていても目が疲れにくいのも嬉しいポイントです。
フルHDよりも美しいグラフィックを楽しめる4K対応なので、PS4PROでも問題なく使用できます。
AOPEN 22MX1Qbmiix
画面サイズ | 21.5インチ |
接続端子 | HDMI2.0 |
パネルの種類 | VA |
応答速度 | 1.0ms |
リフレッシュレート | 60Hz |
参考価格 | 9,432円(税込) |
AOPEN 22MX1Qbmiixは、21.5インチの中型ゲーミングモニターです。
リフレッシュレートは60Hz、解像度はフルHDと一般的なスペックですが、1万円以下で購入できるコスパの良さが魅力。
応答速度も1msと高速で、FPSなどPS4のどんなゲームにも対応できます。
リーズナブルな価格ですが、ブルーライトカットやフリッカーフリー機能など、ゲーマーには嬉しい機能も搭載しています。
「PS4専用機で、コスパに優れたモデルが欲しい!」人は、AOPEN 22MX1Qbmiixを選んでおけば間違いありません。
BenQ ゲーミングモニター EW3270U
画面サイズ | 31.5インチ |
接続端子 | HDMI2.0・DisplayPort1.4 |
パネルの種類 | VA |
応答速度 | 3.0ms |
リフレッシュレート | 60Hz |
参考価格 | 37,800円(税込) |
BenQ ゲーミングモニター EW3270Uは、VAパネルを採用した4Kゲーミングモニターです。
リフレッシュレートの最大値が60Hzなので、PS4やPS4proの性能を最大限まで発揮できます。
また、BenQ ゲーミングモニター EW3270UにはHDR機能を搭載していることも特徴です。
HDR(ハイダイナミックレンジ)とは、従来のSDR(スタンダードダイナミックレンジ)に比べてより広い明るさの幅(ダイナミックレンジ)を表現できる表示技術で、これにより自然な美しさを鮮明に表現できます。
大きなモニターでゲームを楽しみたい人や、ゲームだけでなく映画なども見たい人におすすめです。
Lepow Z1 15.6インチ
画面サイズ | 15.6インチ |
接続端子 | miniHDMI・USB Type-C |
パネルの種類 | IPS |
応答速度 | – |
リフレッシュレート | 60Hz |
参考価格 | 19,980円(税込) |
Lepow Z1 15.6インチは移動が多いゲーマーや、家の中の色々な場所でゲームを楽しみたい人向けのモバイルゲーミングモニターです。
これまでのゲーミングモニターと異なり、「モバイル仕様」でどこへでも持ち運ぶことが可能。
IPSパネルにより、美しいグラフィックが好きな場所で楽しめます。
ちなみに、筆者はLepow Z1 15.6インチを愛用しており、PS4と仕事用両方のモニターとして使用中です。
ApexなどのFPSをよくプレイする筆者ですが、Lepow Z1 15.6インチに不満を感じたことはありません。
サブ機としてはもちろんのこと、メイン機としても十分性能を発揮してくれます。
Acer KG281KAbmiipx
画面サイズ | 28インチ |
接続端子 | HDMI2.0・DisplayPort1.4 |
パネルの種類 | VA |
応答速度 | 1ms |
リフレッシュレート | 60Hz |
参考価格 | 36.027円(税込) |
Acer KG281KAbmiipxは、PS4などでFPSをプレイされる人におすすめの4Kゲーミングモニターです。
リフレッシュレートは一般的な60Hzですが、応答速度が1msとかなりの速さを誇ります。
ゲームに特化した4Kモニターなので、ゲームモードも「アクション」「スポーツ」「レーシング」などから選択可能。
PCゲーマーの人には60Hzは少し物足りなさを感じるかも知れませんが、PS4でプレイされる人は、最高のゲーム体験を得られるでしょう。
「PS4専用機だけど、4Kゲーミングモニターが欲しい!」人に、おすすめのモデルです。
I-O DATA EX-LDGC252STB
画面サイズ | 24.5インチ |
接続端子 | HDMI2.0・DisplayPort1.4 |
パネルの種類 | VA |
応答速度 | 0.6ms |
リフレッシュレート | 75Hz |
参考価格 | 18,212円(税込) |
I-O DATA EX-LDGC252STBは、人気の24インチより若干大きめのゲーミングモニターです。
公式サイトに「PS4におすすめ!」と銘打たれており、初心者の人も安心して接続できます。
I-O DATA EX-LDGC252STBが優れているのはその応答速度です。最速0.6msの高速応答で、相手よりも先に行動でき有利に立てるでしょう。
2万円以下とリーズナブルな価格ながら、映像の明暗に合わせてバックライトを自動調節してくれる機能や、ブルーライトカットなども搭載。
PS4をプレイする楽しさを広げてくれること、間違いありません。
MISEDI 15.6‘’ FHD モバイルモニター
画面サイズ | 15.6インチ |
接続端子 | miniHDMI・DisplayPort Alt Mode |
パネルの種類 | IPS |
応答速度 | – |
リフレッシュレート | 144Hz |
参考価格 | 52,800円(税込) |
移動が多いゲーマーの中には、「移動先でもゲームが楽しみたい」という人も多いのではないでしょうか?
そんなゲーマーの悩みを解決してくれるのが、MISEDI 15.6‘’ FHD モバイルモニターです。
このモデルは先ほど紹介したLepow Z1 15.6インチの上位モデルといった位置付けとなっています。
リフレッシュレートが144Hzまで出せる他、4Kにも対応。PS4proやPS5などの次世代機の性能も存分に発揮してくれます。
「性能の良いモバイルゲーミングモニターが欲しい!」と考えている人におすすめのモデルです。
DELL 55型ワイド 有機ELディスプレイ Dell ALIENWAREシリーズ 4K ゲーミングモニター
画面サイズ | 55インチ |
接続端子 | HDMI2.0・DisplayPort1.4 |
パネルの種類 | IPS |
応答速度 | 1ms |
リフレッシュレート | 60Hz |
参考価格 | 21,380円(税込) |
DELL 55型ワイド 有機ELディスプレイ Dell ALIENWAREシリーズ 4K ゲーミングモニターは、他のゲーミングモニターの追随を許さない、圧倒的な性能を持ったモデルです。
55インチの超巨大サイズながら、4K120Hzの快適さを実現しています。
また、応答速度もかなり速く、0.5msというスペック。
ゲーミングモニターで右に出る物はいない、最強の4Kゲーミングモニターです。
確かにPS4専用機としてはかなりオーバースペックですが、これからPS5などの次世代機や、ゲーミングPCの購入を視野に入れている人は、必ず満足できるでしょう。
LG ゲーミング モニター24MP59G-P
画面サイズ | 23.8インチ |
接続端子 | HDMI2.0・DisplayPort1.4・D-Sub |
パネルの種類 | IPS |
応答速度 | 1ms |
リフレッシュレート | 60Hz |
参考価格 | 21,380円(税込) |
LG ゲーミング モニター24MP59G-Pは、LGゲーミングモニターのエントリーモデルです。
24インチの人気サイズで、ゲームを有利に進めるための機能をしっかり搭載しています。
映像の1コマ間に黒画面を挿入し、残像感をなくす「1ms Motion Blur Reduction」や、滑らかで高速な描写を実現する「AMD FreeSync」など、エントリーモデルとは思えない程、LGの技術が詰まったモニターです。
価格も2万円代と普通クラスのため、初めてのゲーミングモニターとして検討されてみてはいかがでしょうか。
JAPANNEXT JN-T2888UHDR
画面サイズ | 28インチ |
接続端子 | HDMI2.0・DisplayPort1.4 |
パネルの種類 | VA |
応答速度 | 2.0ms |
リフレッシュレート | 60Hz |
参考価格 | 27,980円(税込) |
JAPANNEXT JN-T2888UHDRは、低予算で4K映像が楽しめるゲーミングモニターが欲しい人におすすめのモデルです。
27,980円ながら28インチの人気モデルで、ひとり用のゲーミングモニターとしては問題ありません。
リフレッシュレートは60Hzですが、4Kモニターとしては応答速度が2.0msと速く、PS4やPS4proのゲーミングモニターとしては、その性能を存分に発揮できます。
リーズナブルながら機能面も充実しており、ゲームに合わせた映像表現ができるモードや、ブルーライトを軽減するモードも実装されているので、PS4proユーザーにおすすめのゲーミングモニターです。
まとめ
ゲーミングモニターと一口で言っても、その奥は深く、スペックや価格はそれぞれ異なります。
PS4を最高に楽しむなら、自分に合ったゲーミングモニターでプレイするのは必須です。
ぜひこの記事を参考に、PS4を存分に楽しめるゲーミングモニターを選んでみてください。