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【作例写真】SONYのネオ一眼、RX10IIIの写真レビュー!!

SONYが誇るRXシリーズの中でも、
名機と言われているRX10III(DSC-RX10M3)。

前回の記事の続編として今回は、RX10IIIでどのような写真が撮れるのか、作例写真を見ていきたいと思います。

「ネオ一眼」と呼ばれるくらい、一眼レフに近い性能、操作性を持ったカメラですが、初めて扱う方、カメラ初心者の方でも安心してください。この記事を読めば、誰でも綺きれいな写真がとれることがお分かり頂けると思います!

RX10シリーズの中でも価格と性能のバランスがとれた一台。それがRX10III

高画質&望遠が特長のRX10シリーズです

その中でもRX10IIIはRX10IVの登場により「型落ち」となり、価格が比較的落ち着いています。

RX10IIIの特長は、24-600mm(光学25倍)の大口径高倍率ズームレンズを搭載していること。約2100画素とコンデジ界でTOPレベルの画素数を誇り、SONYが得意とする積層型CMOSセンサーを搭載。高速で動く被写体に対してのブレが大幅に改善されたので、スポーツや鉄道の撮影にも問題なく対応しています。比較的暗い場所でもノイズを低減したまま撮影が可能です。

それでは、実際にカメラの機能について見ていきましょう。

一眼並みに細かい設定が可能

「ネオ一眼」という呼び名通り、一眼レフカメラと遜色ない程に細かく設定ができるので、シーン別にこだわりをもった撮影をすることが可能です。

一眼レフを使っている方であれば、おなじみのダイヤルやボタンで溢れていると思います。カスタムボタンにはお好みの機能を割り当てできるので、よく呼び出す設定を登録しておきましょう。

初心者でも簡単に扱えます

AUTO撮影でも綺麗な写真は撮れる

細かい設定がよくわからないんだよね…って方でもご心配なく!

機能が豊富なRX10IIIですが、モードダイヤルをAUTOにすれば、すぐに撮影を開始できちゃいます。

AUTOモードはカメラがその場で最適な写真を撮るために勝手に考えてくれるモードです。スマホのカメラをイメージすると分かりやすいですね。自分の好みは反映できませんが、その場でパッと撮りたい思いには応えてくれます。

峰谷川渓流釣り場(奥多摩町)(ISO640 F値4.0 220mm シャッタースピード 1/200)
AUTOモードで撮影

マニュアルモードに慣れておこう

自分にしか撮れない写真が撮りたい。例えば、お気に入りの夜景を撮りたい、ちょっとでも良い画質で写真を撮りたい、そんな方は、マニュアルモードに慣れておくことをオススメします。将来、一眼レフを所有したいなんて方は、操作性が似ているので良い練習になるかもしれません。

まず、モードダイヤルをMに合わせましょう。

Fnキー(ファンクションキー)に登録しておけば、このボタンを押すだけで、ホワイトバランスやISO、焦点、フラッシュの有無などの設定をその場で変えながら撮影することが出来ます。

設定を変えるとモニターに「今の設定でどう写るか」表示されますが、周りの光源によって明るさの見え方がまちまちに。モニター上部に有機ELファインダーが標準で付属していますので、覗き込みながら見え方を確認すると間違いありませんよ。

写真の実力を確認

それでは、実際にRX10IIIで撮影された写真作例を見ながら、実力をチェックしていきたいと思います。

【作例写真】25倍!望遠能力を最大限活かして撮影できる

ズームのやり方はとても簡単!!

光学25倍ズームで画像劣化なしに遠景がとれるのがRX10IIIです。実際に撮影した写真を見てみましょう。ズームレバーを操作すれば、自動で拡大、縮小してくれます。(もちろんレンズリングを手動で回すことでも望遠率を操作できます)

撮影条件は ISO100 F値4.0 シャッタースピード 1/160で統一しています。

倍率1.0で見える世界(24mm)

倍率3.0で見える世界(72mm)

RX100シリーズ等の普通のコンデジだと3倍程度のズームレンズを搭載しています。少し遠くの写真も撮影できるぐらいの倍率です。

倍率8.3で見える世界(200mm)

RX10IIや、RX100VIが最大限に望遠するとこれくらい遠景の写真を撮ることが可能です。

倍率25で見える世界(600mm)

もはや肉眼では確認できない遠くの景色をも写真に収めることができます。山頂から町の風景、空港で飛行機等、離れたものを撮影するときはとても重宝すると思います。

【作例写真】スナップ写真でも実力発揮

街歩きをしながら「いいな」と思った日常をパシャっと切り取るスナップ写真。近景から遠景まで手持ちで撮れてしまうのもRX10IIIの魅力です。

小河内ダム(奥多摩町)(ISO4000 F値3.5 220mm シャッタースピード 1/3200)

水しぶきのように、動きが速いものの「一瞬」を切り取るような撮影をしたければ、シャッタースピードを早くすると効果的です。そうすると光量が足りず暗い写真になってしまうので、ISOを上げると良いと思います。


城ヶ島(三浦市)(ISO100 F値2.5 24mm シャッタースピード 1/30)

夕暮れや夜など、比較的暗い写真を撮るときは、シャッタースピードを遅くしましょう。美しいグラデーションをできるだけそのまま切り取りたいので、ISO感度を下げて、できるだけ再現性を高くしています。

【作例写真】夜景・暗所の撮影はどんな感じ?

夜景の撮影はセンサーサイズの小さいコンデジが苦手とする分野です。

じゃあ一眼レフが必要…と諦めなくてもいいことが、以下の写真を見ればお分かりかと思います。

東京駅(ISO6400 F値2.5 24mm シャッタースピード 1/1)

上記は夜の東京駅を撮影したもの。シャッタースピードを落として撮影することで、かなり綺麗な絵を切り取ることが可能です。

サントリー山崎蒸留所(京都府)(ISO800 F値2.4 24mm シャッタースピード 1/25)

ウイスキーの酒蔵のようにかなり暗い場所でも、積層型CMOSセンサー、最大4.5段の光学式手ブレ補正機能を最大限に活かし、ブレることなく撮影することが出来ます。

まとめ

今回は、実際に撮影した風景を元に、様々なシーンで使えるかどうかを検証してみました。スマートフォンでも綺麗に撮影できる時代だからこそ、スマホで撮れない時に役に立つ一台が手許にあると心強いですよね。

 

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