ゲーミングマウスパッドは、他のゲーミングデバイスと比べると見落とされがちなゲームデバイスです。
ゲーミングマウスパッドは必ずしも最も重要なデバイスではありませんが、自分のスタイルにフィットするゲーミングマウスパッドを使用することで間違いなくあなたのゲーム体験とパフォーマンスを向上させることに繋がります。
現状、AIMが原因で打ち合いが勝てない・・・。あのシーンで正確なドラッグショットができていれば打ち勝つことができてたのに・・・。と悩んでいる方はゲーミングデバイスに投資し、自分にフィットするデバイスを使用することにより間違いなくゲームの上達に繋がるでしょう。
各社から販売されているゲーミングマウスパッドにも、それぞれ独自の特徴があります。
例えば、
- 万人向けなバランスタイプ
- トッピングに特化したコントロールタイプ
- 追いAIMに特化したスピードタイプ
- 耐久性に特化したタイプ、布タイプ
- プラスチックタイプ
- ガラスコーティングタイプ
などの沢山の種類、個性があります。
自分のスタイルにフィットするゲーミングマウスパッドを見つけるのは困難ですが、今後自分がゲーミングマウスパッドを参考にしてゲーミングマウスパッドを比較できるようにこれから様々なゲーミングマウスパッドをレビューしていきます。
FURY S Speed Edition Proの紹介
私が購入したのはCloud 9 エディションですが、性能はFURY S Speed Edition Proと同じ物となっております。
値段も大差ないのデザインの好みで選ぶと良いでしょう。
使用している有名なプロゲーマーはフォートナイトではNinja PUBGではFROGMANなどが使用しています。
So uh… yea need a USB extension cable LOL pic.twitter.com/rAeLTifR71
— Ninja (@Ninja) September 13, 2019
FURY S Speed Edition Proのスペック
公式 | 公式サイト |
素材 | 滑らかさを追求したスピードタイプの表面加工を施した布製 |
タイプ | スピードタイプ 滑らかさを追求したスピードタイプの表面加工 |
厚さ | 4mm |
サイズ | SM: 290mm x 240mm M: 360mm x 300mm L: 450mm x 400mm XL: 900mm x 420mm |
製品の特長
HyperX™ FURY Sプロゲーミングマウスパッドは、思い通りの滑らかさを追求するために表面はフラットで均一です。また、ステッチ加工が施され、ほころびにくくなっています。スピードと精度のどちらを重視しても、高密度に織られた生地製パッドは、表面の手触りが滑らかで、ユーザーの好みに合わせて最適化されています。HyperX FURY Sは、手首への負担を軽減する柔らかな材質と、猛烈なアクションでもマウスパッドがずれないよう、天然ゴム製の底面を備えます。FURY Sはユーザーの環境に合わせるために4つのサイズをご用意。また、丸めることができるため持ち運びが簡単です。公式引用
Speed Editionについては細かな紹介ページが作られてなかったのですが、上記のコンセプトを元に作られたFURY Sをベースにさらに表面加工したものがSpeed Editionとなっています。
FURY S Speed Edition Proのファーストインプレッション
表面
今回レビューしているのはAmazon限定で販売されている、C9エディッションでシンプルなデザインに黒と白ラインとシンプルなカラーリングでかっこいい
裏面
ぱっと見このマウスパッドで一番気合の入ってるところじゃないだろうかってくらいのラバー加工がされており、しっかりとデスクなどへグリップができるのでマウスを振った際にズレることはまずない。
横
約1mm感覚で生地をほつれにくくするステッチ加工もされている。
Cloud 9 エディションはLサイズのみの取り扱いとなっており、こんなに大きさいらないという方には通常モデルからSMサイズからXLサイズまでの選択肢があります。
箱出し直後は若干巻き癖が付いていますが、1・2週間もすればフラットになります。
FURY S Speed Edition ProとG-SRを比較
左が今回紹介しているHyperXのFURY S Speed Editionで右が前回紹介したBenqZowieのG-SRです。
G-SRと比べるとざらざらしており僅差ですがFURY S Speed Editionの方がマウスが滑ります。
おそらく目地の凹凸がある分FURY S Speed Editionの方が発生する摩擦が少ないことでよく滑るのだと思います。
FURY S Speed Edition Proを実際に使用した感想
ローセンシなら問題なくどのようなマウスでも止めれるイメージでしたが、ハイセンシでこのマウスパッドを使う場合、今流行りのFinalmouseなどの軽量マウスだと滑りすぎて止まらない感触があるので感度を下げるか少し重ためのマウスでの組み合わせがおすすめです。
私は現在、振り向き12cmでG PRO wirelessとの組み合わせで使っていますが、ドラッグショットをした際、今までの感度だとレティクルが敵を通りすぎる事件が発生したのでゲーム内感度を少し落として調整することでしっかりと感覚通りAIMすることができました。
布製ですが性質はプラスティック製のマウスパッドに近いかなといった印象でした。(※プラパッド程は滑りませんが)
ただ現在NinjaはFURY S Speed Edition ProとNinja air 58の組み合わせでミドルハイセンシくらいで使用していますが軽量マウスで実際に神プレイをしてる例があるので、ここは本当に個人差になるのではないでしょうか。
FURY S Speed Edition Proのまとめ
良い点
- ローセンシならばどのようなマウスでも良く滑り止めることができるでしょう。
- デザインがカッコ良い。
- 裏面のラバー加工の効果がすごくマウスを極端に振ってもズレない
- コストパフォーマンスが高い
悪い点
- ハイセンシの場合、個人差はありますが、マウスの重量をあげるなり、感度を少し調整する必要があるかもしれない。
- 布製マウスパッドは梅雨などの湿気には弱く滑りが悪くなる
- ステッチ加工が結構ざらざらしているのでマウスパッドの奥行を使ってマウスを振るなりしないと人によっては肌が痛いかもしれない。
元々プラスティック製のマウスパッドを使ってた人など滑りの良いマウスパッドに慣れている人にとっては相性がよく、プラスティック製ほどマウスのソールを傷めないので非常にマッチするんじゃないかと思います。
今使ってるマウスパッドよりも滑りを良くしたいって方もまだ優しい値段なので試してみる価値はあるかもしれませんね。
これからも皆さんがゲーミングマウスパッドを比較できるようにレビュー致しますので楽しみにしていて下さいね。