PCオンラインゲームを楽しむのに欠かせないゲーミングPC。
高性能な分、サイズの大きい製品が多いのが特徴です。そのため、どこに設置すればいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ゲーミングPCの置き場所ごとのメリット・デメリットを解説します。
博士
ゲーミングPCの置き場所はどこが最適?
ゲーミングPCが最大限性能を発揮するためには、排熱がしっかりとできる場所に設置する必要があります。設置するのにおすすめの場所は大きく分けての次の3か所です。
- 机の上
- 机の下
- ラック
それぞれメリット・デメリットをご紹介します。
机の上
比較的コンパクトサイズのゲーミングPCを使っている場合、モニターとともに机の上に置いているという方も多いのではないでしょうか。机の上に置くと、すぐに起動できるのがメリット。また、パソコンが近くにあるため、異常時などに音で気が付きやすくなります。排熱効率がよいのもポイントです。
一方、デメリットは机のスペースが狭くなることです。さらに、飲み物などをこぼしてしまった際、パソコンにかかると故障する場合があります。飲食をしながらパソコンを使うことが多い場合には注意しましょう。
机の下
デスクが狭い方や、大きめのゲーミングPCを使っている場合、机の下に設置している方も多いです。足元であれば、デスクの上に置くことに比べ、比較的場所を取りやすいのがメリットです。デスクを広々使えるようになるため、おやつを置いたり、周辺機器を置いたり、ゲームをやる際の周辺環境をより良くできます。
一方、ほこりが溜まりやすい点には注意しましょう。机の下はほこりが溜まりやすく、床とゲーミングPCの接地面も広くなるため、ほこりを吸い込みやすくなります。また、風通しがよくない場合も多く、排熱効率が下がる可能性も。こまめに掃除する必要がある点には留意しましょう。
ラック
ほこりから本体を守ったり、排熱効率を維持したりするために、最適なのがラックを使うことです。
ラックに本体を入れると、直接床にゲーミングPCを設置するのに比べて、ほこりがつきにくくなります。また、商品によっては、上下左右がメッシュ構造になっているラックも多いため、通気性も確保できるのがメリット。さらに、パソコン周辺機器を収納できるタイプもあるため、ゲーム機器をコンパクトにまとめたい場合にも重宝します。
デメリットは、ラックの購入費用がかかること。また、デスクの大きさなどを考慮して購入しないと、使えない場合や邪魔になることも。逆に言えば、しっかりと確認して購入すれば置き場所に迷うこともなくなるので、置き場所に迷っている方はぜひ検討してみてください。
博士
バウヒュッテ デスクサイドラック ゲーミング家具 ブラック BHS-600SM-BK
デスクの横に設置できるサイドラック。ゲーミングPC本体以外にも、パソコン周辺機器などを収納できるのがポイントです。
棚板にはスチールを採用しており、安定性に優れているのが特徴。さらに、パンチング加工によってパソコンの排熱を妨げにくくなっています。
棚板は、自由に高さ調節が可能。横幅22cm、奥行54cmの商品であれば設置できるため、購入前に自分のパソコンをチェックしてみてくださいね。
バウヒュッテ 昇降式L字デスク PCワゴン BHD-670H-BK
コンパクトサイズのラック。天面が昇降するため、デスクの下に入れたり、デスクの横に付けて使ったり、さまざまな設置の仕方に対応します。キャスターと取っ手がついており、パソコンをらくらく引き出せるのも嬉しいポイントです。
キャスターはロックがついているので、動かないように固定できます。横幅が67cm、奥行が32cm、高さは57~78cmまで調整可能です。L字デスクとして、デスクを延長して使いたい方におすすめしたいアイテムです。
ゲーミングPCを置く場所の注意点
ゲーミングPCを置く場所を決める際に注意する点は大きく分けて2点です。
-
- 排熱効率の良い場所を選ぶ
-
- ほこりの溜まりにくい場所を探す
この2点について、それぞれ詳しく解説します。
排熱効率の良い場所を選ぶ
ゲーミングPCが正常に作動するためには、排熱効率の良さが重要です。排熱がうまく行われないと、性能が低下したり、故障したりする原因になるため、しっかりと熱を逃がせるかどうか確認が必要です。故障を防ぎ、快適なゲーム生活を送るために、ゲーミングPCは、風通りが良い場所に置くようにしましょう。
また、一般的にPCは背面から排熱をおこなうことが多いため、壁に付けてしまうとうまく排熱が行われない場合があります。
博士
ほこりの溜まりにくい場所を探す
ほこりがPC内に入ると、排熱効率を下げたり、故障したりする原因となります。そのため、ほこりが溜まりにくい場所に設置するようにしましょう。
床に直接置いてしまうと、髪の毛やペットの毛を吸い込んでしまうリスクが上がります。また部屋の隅にはほこりが溜まりやすいため、机の下には知らず知らずのうちにほこりが溜まっていることも。
こまめに掃除ができる方であれば問題ありませんが、なるべく掃除の回数を減らして快適にゲーミングPCを使いたい方の場合は、床に直接置くのは避けたほうが良いです。
博士
ディスプレイの置き場所に注意
ゲーミングPCは、4画面や6画面に対応していることが多く、いくつものディスプレイを使ってゲームを楽しむ方も多いかと思います。マルチディスプレイだと、より迫力を楽しんだり、臨場感を味わえたりするため、ゲームをより楽しみたい方におすすめです。
ディスプレイをいくつも机の上に設置すると、当然机の上のスペースが狭くなるので、あとからディスプレイを増やす予定がある方の場合、そのスペースなども考慮しながらゲーミングPCを置く場所を考えてみてくださいね。
置き場所がない場合の対処法
ゲーミングPCは本体とディスプレイに分かれている「デスクトップ型」が主流ですが、デスクが狭かったり、デスクを持っていない方の場合、置き場所がないという方も多いのではないでしょうか。その場合は、ノートゲーミングPCがおすすめです。
性能や排熱効率ではデスクトップ型に劣る場合が多いものの、持ち運びがしやすく、省スペースな点が最大のメリットです。自宅以外でもゲームを楽しんだり、部屋に十分なスペースがない方は、検討してみてください。
ノートゲーミングPCのおすすめ
GALLERIA GR1650TGF-T Xbox Game Pass for PC Bundle Edition
商品名 | GALLERIA GR1650TGF-T Xbox Game Pass for PC Bundle Edition |
おすすめ度 | ★★★★★ |
参考価格 | ¥74,980 |
画面サイズ | 15.6インチ |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Ryzen 5 4600H |
グラフィック | GeForce GTX 1650 Ti GDDR 4GB |
メモリ | 8GB DDR4 SO-DIMM |
SSD | 512GB NVMe SSD |
薄型ベゼルが特徴のノートゲーミングPCです。液晶を囲むベゼルが狭く、一般的な15インチノートPCよりもコンパクト。持ち運びしやすいモデルを探している方にぴったりのノートゲーミングPCです。
コスパに優れながら、高い描写力が特徴のグラフィックスと処理能力が高いCPUを搭載。SSDも高速なNVMeを採用し、ゲームの起動や読み込みのスピードを高めています。
博士
まとめ
今回はゲーミングPCの置き場所について、それぞれメリット・デメリットを挙げていきました。
大切なのは2点。「排熱効率の良い場所を選ぶ」ことと、「ほこりの溜まりにくい場所を探す」ことです。
どちらも叶えるとなると、やはりおすすめは「ラック設置」です。
ぜひこの記事を参考にして、素敵なゲーミングライフを送ってください。