Fortnite(フォートナイト)をプレイするにあたり、ゲーム向けではないキーボードを使っていませんか?
上手い人ほど自分にあった高性能なデバイスを使っている傾向にあります。
高品質なキーボーだと、普段のプレイをさらに快適にしてくれたり、勝率にも影響するので、間違いなく拘ったほうが良いです。
本記事では、フォートナイト向けのゲーミングキーボードを7つ紹介します。
フォートナイト(Fortnite)のキーボードの選び方
まずはゲーミングキーボードの選び方から解説します。
以下の点を押さえれば、まず失敗しないはずです。
- 軸で選ぶ
- 応答速度で選ぶ
- 有線か無線かで選ぶ
- 両手か片手かで選ぶ
軸で選ぶ
ゲーミングキーボードは「軸」と呼ばれるキースイッチをいろいろ選べます。
押したときの感覚や、打鍵音などに関わりますが、代表的なのは青・赤・茶軸の3種類でしょう。
- 赤:キーが軽く、静音性も高め。バランスが良いので使いやすい
- 青:クリック感強めで音も大きい。種類がかなり多い
- 茶:赤と青軸の中間。適度な打鍵音、適度なクリック感
それぞれ特徴が異なるので、実際にPCショップなどで打ち心地を確かめておくと失敗しません。
応答速度で選ぶ
対戦ゲームにおいては相手より素早く反応する必要があります。
軸によって反応速度は違いますが、赤軸や銀軸あたりを選ぶと良いです。他の軸と比べて、深く押し込まなくても反応してくれます。
軽く押しただけでも反応するので、誤入力が増える可能性はありますが、慣れれば問題ありません。
有線か無線で選ぶ
有線接続の方がキーを入力した際の遅延がなく、安定してプレイ可能です。
ただ、最近の無線キーボードの遅延は体感上ほぼわかりません。無線だと以下のようなメリットがあるので、基本的には無線を選ぶと良いでしょう。
- デスク周りがスッキリとする
- どこでも好きな位置で操作できる
- USBポートを使用しなくて良い
特に煩わしいケーブルが消えるのは大きいです。スッキリしますし、取り回しが楽になります。
ただ、バッテリー残量を気にしないといけないので、充電忘れには注意です。
両手か片手かで選ぶ
大体のFPSゲームでは、キーボード操作は左側がメインで、右側はあまり使われません。
左手用キーボードなんてものもあり、左半分キーボードに加え、スティックやその他のキーが搭載されているんです。
左手をキーボード操作だけに専念できるので、エイムがしやすくなったり、デスクのスペースを取らないといったメリットがあります。
Fortnite(フォートナイト)におすすめのキーボード4選
ここからは、フォートナイトに相性抜群なゲーミングキーボードを4つご紹介します。
- Logicool G PRO X
- DUCKY ONE 2 MINI
- SteelSeries Apex Pro JP_TKL
- Razer Huntsman Mini
Logicool G PRO X|Khanada使用
- 打鍵感が軽めでクセがない
- LEDバックライトは専用ソフトウェアで様々な光り方のパターンなどをカスタマイズすることが可能
- 無線・有線接続OK
- キースイッチはGX青軸(他の軸は別売り)
- 使用プロゲーマー:リズアート、ネフライト、Khanadaなど
Logicoolがプロゲーマーとともに開発したメカニカルキーボードで、多くのユーザーが選ぶ定番製品です。
テンキーレスを採用しており、コンパクト設計。最初から搭載されているのは青軸で、別売りの他の軸と交換できます。
機能性にも富んでおり、バランスの取れた一台です。最初の一台としてバッチリでしょう。
DUCKY ONE 2 MINI|元日本1位ねこくん使用
- 60%キーボード
- LEDバックライトは様々な光り方のパターンなどをカスタマイズすることが可能
- 無線・有線接続OK
- キースイッチは銀軸
- 使用プロゲーマー:Tfue、ねこくんなど
「DUCKY ONE2 MINI」は一般的なキーボードの60%しかキーが搭載されていない、いわゆる60%キーボードと呼ばれる製品です。
あまり使われないキーはとことん排除し、ゲームに特化したキー配列ですから、普段使いには向いていません。
ただ、反応が爆速な銀軸、デスクを広く活かせるコンパクト設計など、ゲーム中心のスタイルの方には合う製品です。
SteelSeries Apex Pro JP_TKL|まうふぃん使用
- 磁気ホール効果センサーを使用した「OmniPoint」キースイッチを採用
- 日本語配列と英語配列の両モデルが存在
- 無線・有線接続OK
- フレームには航空機グレードのアルミニウム合金が採用
- 使用プロゲーマー:まうふぃん、Bugha、Mongraalなど
アクチュエーションポイント(キーをどれだけ深く押したらキーボードが反応するか)を変えられる珍しいキーボードです。
0.4~3.6mmの間で0.3mm刻みで調整可能で、ゲームに合わせてキーの反応速度を決められます。
この機能を求めて多くのFPSプレイヤーがApex Proを使っており、プロゲーマーの間でも使用率はかなり高く、定番モデルです。
Razer Huntsman Mini|TaySon
- 60%キーボード
- 日本語配列と英語配列の両モデルが存在
- 「Razer Clicky Optical」と「Razer Linear Optical」の2種類のキースイッチ
- 有線
- 応答速度が速い
- 使用プロゲーマー:Tayson、EpikWhaleなど
搭載されている「Razer Clicky Opticalスイッチ」は、軽い力で押し込むことができ、反応速度にも優れています。イメージとしては、青軸を軽くしたような感じです。
「Razer Linear Opticalスイッチ」は、赤軸に近く、静音性を高めたようなキースイッチとなります。
無線に対応していないのは欠点ですが、コンパクトでミニマルなゲーミングキーボードを探している方にはピッタリの製品です。
Fortnite(フォートナイト)におすすめの片手キーボード3選
ここからは、フォートナイトにおすすめな片手キーボードを3つご紹介します。
- Razer Orbweaver Chroma
- e元素片手ゲーミングキーボード
- GameSir VX
Razer Orbweaver Chroma
- Razer メカニカルグリーンスイッチを搭載
- 全30のボタン・キーを任意の動作へカスタマイズ可能
- アナログスティックのような細やかなコントロールが可能な「8方向サムパッド」を採用
Raserの片手キーボードで、かなり多機能です。すべてのキーにマクロ・ショートカットを割り当て可能で、これ一台で操作が完結してしまいます。
サイズ調整も自由にできるので、手の小さい人・大きい人問わず使うことが可能です。
アナログスティックのような「サムスティック」が横に搭載されており、WSAD移動が苦手な方にはピッタリ。慣れるまでが大変なのがネックです。
e元素片手ゲーミングキーボード
- 茶軸を搭載。スタンダードで軽めのタッチ感
- RGB LEDの光らせた方は7種類
- 接続は有線
- 値段が4000円以下と激安
片手キーボードがどんなものか試してみたい方には「e元素片手ゲーミングキーボード」がおすすめです。
マクロ機能や複数デバイスで使用可能など、機能は最低限ながらも、片手キーボードとして使える程度のことはあります。
値段が激安なので、雰囲気だけ味わいたい方には良いのではないでしょうか。
GameSir VX
- 青軸
- ゲーミングマウス付き
- 接続は無線
- コンバータ内蔵
PS4やSwitchで使える片手キーボード&マウスになります。
コンバータ機能を内蔵しており、なおかつ1万円でメカニカルキーボード+マウスが手に入るのは魅力です。
ただ、品質はそれなりなので、過度な期待はやめておいたほうが良いでしょう。
Fortnite(フォートナイト)のプロのキーボードおすすめ配置・感度設定
フォートナイトのプロはどのようなキー・感度設定なのでしょうか?
代表的なプレイヤーの設定をいくつかあげてみました。
- まうふぃん
- リズアート
- TaySon
- ねこくん
まうふぃん
Riddle所属のまうふぃん選手の設定は以下のとおりです。
感度
DPI | 800 |
ポーリングレート | 1000 |
eDPI | 43.2 |
X軸感度 | 4.6% |
Y軸感度 | 4.6% |
ターゲット感度 | 45.0% |
スコープ使用時感度 | 50.0% |
キー設定
壁 | マウスサイドボタン |
床 | 左SHIFT |
階段 | マウスサイドボタン2 |
屋根 | Q |
トラップ | V |
使用 | E / マウスホイール上 |
しゃがむ | C |
インベントリ | タブ |
マップ | M |
リロード/建築の回転 | R |
建築編集 | F / マウスホイール下 |
建築編集のリセット | 右マウスボタン / マウスホイール下 |
リリース編集 | オフ |
収集ツールと武器の切り替え | 1 |
武器スロット1 | 2 |
武器スロット2 | 3 |
武器スロット3 | 4 |
武器スロット4 | Z |
武器スロット5 | X |
デフォルトでダッシュ | オン |
ドアの自動オープン | オン |
リズアート
CR(CrazyRacoon)所属のプロゲーマー、リズアート選手の設定は以下のとおりです。
感度設定
DPI | 400 |
ポーリングレート | |
eDPI | 58 |
X軸感度 | 12.0% |
Y軸感度 | 12.0% |
ターゲット感度 | 23.8% |
スコープ使用時感度 | 27.5% |
キー設定
インベントリ | Tab |
Map | G |
リロード | マウス中央ボタン |
使用 | R |
収集ツール | マウスホイール 上 |
武器スロット1 | 3 |
武器スロット2 | 4 |
武器スロット3 | 5 |
武器スロット4 | 6 |
武器スロット5 | V |
壁 | マウスサイドボタン |
床 | マウスサイドボタン |
階段 | マウスサイドボタン(左手前) |
屋根 | 左Ctrl |
トラップ | 2 |
建築編集 | マウスサイドボタン |
デフォルトでダッシュ | オン |
TaySon
FalconsEsport所属のTaySon選手の設定は以下のとおりです。
感度設定
DPI | 1600 |
ポーリングレート | 1000 |
X軸感度 | 2.9% |
Y軸感度 | 2.9% |
ターゲット感度 | 29.0% |
スコープ使用時感度 | 55.0% |
キー設定
使用 | E |
しゃがむ | 左Ctrl |
インベントリ | I |
マップ | M |
リロード | R |
収集ツール | 1 |
武器スロット1 | V |
武器スロット2 | 2 |
武器スロット3 | 3 |
武器スロット4 | Z |
武器スロット5 | マウスサイドボタン5 |
壁 | マウスサイドボタン4 |
床 | X |
階段 | Q |
屋根 | 左Shift |
トラップ | T |
建築編集 | F/マウスホイール下 |
建築編集のリセット | 右クリック/マウスホイール下 |
リリース編集 | オフ |
オートダッシュ | オン |
ねこくん
CR(CrazyRacoon)所属のねこくんの設定は以下のとおりです。
感度設定
DPI | 800 |
ポーリングレート | 1000 |
X軸感度 | 12.4% |
Y軸感度 | 12.4% |
ターゲット感度 | 39.0% |
スコープ使用時感度 | 39.0% |
キー設定
壁 | V/マウスホイール |
床 | E |
階段 | マウスサイド4 |
屋根 | Q |
トラップ | T |
編集 | F |
編集決定 | マウスサイドボタン1 |
編集リセット | 右クリック |
使用 | G |
建築の回転 | R |
リロード | R |
しゃがむ | C(左Ctrl) |
ダッシュ | デフォルト |
ジャンプ | スペースキー |
インベントリ | タブ |
マップ | M |
収集ツール | 4 |
武器スロット1 | 1 |
武器スロット2 | 2 |
武器スロット3 | 3 |
武器スロット4 | 5 |
武器スロット5 | 6 |
まとめ
ここまで、おすすめゲーミングキーボードや、選び方などをご紹介しました。
プロゲーマー使用率トップの「STEELSERIES APEX PRO TKL」や、超定番「Logicool G PRO X 」あたりがおすすめです。
買ってもまず失敗しないので、間違いなくプレイスタイルに大きな影響を与えてくれるでしょう。
フォートナイト上達を目標にするなら、ぜひ、プロと同じデバイスを使ってみてください。それだけでも着実に前へ進めます。