「ゲーミングPCを買いたいけど、大きいものだと置き場所に困る。」
「できるだけ小さくて、高スペックなゲーミングPCが欲しい。」
こんな悩みで、小型ゲーミングPCを探している方は多くいます。
しかし、小型のゲーミングPCで探すと、どうしてもスペックが低くなってしまうのが悩ましいところですよね。
そこで本記事では、小型かつ高スペックなおすすめのゲーミングPC、小型ならではのメリット・デメリットから選び方までをご紹介します。
博士
おすすめの小型ゲーミングPC5選
おすすめする小型ゲーミングPCは下記の5つ。
- LEVEL-IN7V-i7-VHX
- LEVEL-C046-iX4-RVS
- LEVEL-M049-iX7-RWS-CR
- GALLERIA ST ガレリア ST
- G-Tune P5-KK(ゲーミングノートPC)
それぞれの性能やスペックからおすすめポイントを説明していきます。
LEVEL-IN7V-i7-VHX【超小型ゲーミングPC】
商品名 | LEVEL-IN7V-i7-VHX |
おすすめ度 | ★★★★★ |
CPU | Core i7-8705G(4コア/8スレッド) |
グラフィックス | Radeon RX Vega M GL graphics |
メモリ容量 | 8GB(4GB×2) |
ストレージ | NVMe対応 M.2 SSD250GB |
サイズ | 幅221mm×奥行142mm×高さ39mm |
主にできるゲームタイトル | APEX・格ゲー |
LEVEL-IN7V-i7-VHXの特徴
- キーボードよりも小さい超小型
- グラフィックボード搭載機と同等のグラフィックス
- Core i7搭載でメモリ8GBの文句なしのスペック
超小型なのに、高スペックな小型ゲーミングPCの代表格。
サイズはキーボードよりも小さく、オーディアアンプと見間違えるほどです。
グラフィックボードは未搭載ですが、「Radeon RX Vega M GL Graphics」の機能を併せ持つCPU「Core i7-8705G」により、グラフィックボードGTX1050ti搭載機と同等の性能を発揮します。
(fortnite最低画質の平均FPSは193.63fps)
博士
LEVEL-C046-iX4-RVS【小型ゲーミングPC】
商品名 | LEVEL-C046-iX4-RVS |
おすすめ度 | ★★★★ |
CPU | Core i5-10400(6コア/12スレッド) |
グラフィックス | GeForce GTX 1650 SUPER 4GB GDDR6s |
メモリ容量 | 8GB(4GB×2) |
ストレージ | Serial-ATA SSD480GB |
サイズ | 幅177mm×奥行388mm×高さ296mm |
主にできるゲームタイトル | fortnite・APEX・COD・その他格ゲー |
LEVEL-C046-iX4-RVSの特徴
- コンパクトでカスタマイズもできる
- 独特のデザインでデスク周りをかっこよく
- グラフィックボード搭載でどのゲームでも快適に
超小型まではいかないものの、通常のゲーミングPCをそのままコンパクトにプレイできます。
正面から見るとA4用紙よりも小さく、小型好きからすると文句なしのサイズ感です。
コンパクトながらにもグラフィックボード「GeForce GTX 1650 SUPER 4GB GDDR6」を搭載しており、ゲーム全般をヌルヌルとプレイ可能。
ゲーミングPCの中身をそのままに小さくしているので、自身でのカスタマイズやストレージの増設も簡単にできます。
LEVEL-M049-iX7-RWS-CR【ミニタワーゲーミングPC】
商品名 | LEVEL-M049-iX7-RWS-CR |
おすすめ度 | ★★★★ |
CPU | Ryzen 5 3600(6コア/12スレッド) |
グラフィックス | GeForce GTX 1660 SUPER 6GB GDDR6 |
メモリ容量 | 8GB(4GB×2) |
ストレージ | Serial-ATA SSD240GB |
サイズ | 幅190mm×奥行410mm×高さ356mm |
主にできるゲームタイトル | fortnite・APEX・COD・その他格ゲー |
LEVEL-C046-iX4-RVSの特徴
- ミニタワーサイズの中ではコスパ最強
- RTX 1660SUPER搭載でどのゲームも超快適プレイ可能
- シリーズの最低クラスでも十分な性能
ミニタワーサイズのゲーミングPCの中で最強のコスパを誇るLEVEL-M049-iX7-RWS-CR。
本製品を含む、LEVELの「M-Classシリーズ」はミニタワーサイズながらにも特に人気のシリーズです。
シリーズ内最安製品ながら、ゲームを超快適にプレイするには十分なスペックです。
ミニタワーサイズなので、ストレージの増設など、カスタマイズ性も優れており、デスク上に置いても邪魔になりません。
しっかりとしたゲーミングPCの形状を残しながら、小型のものが欲しいと思っている方には、特におすすめしたいゲーミングPCです。
GALLERIA ST ガレリア ST【スリム型ゲーミングPC】
商品名 | GALLERIA ST ガレリア ST |
おすすめ度 | ★★★★ |
CPU | Core i7-9700F(8コア/8スレッド) |
グラフィックス | GeForce GTX 1650 |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | NVMe対応 M.2 SSD512GB・HDD 1TB |
サイズ | 幅105mm×奥行350mm×高さ382mm |
主にできるゲームタイトル | fortnite・APEX・COD・その他格ゲー |
GALLERIA ST ガレリア STの特徴
- スタイリッシュなデザインでデスク周りをすっきり魅せる
- 標準からBluetooth・WiFiを搭載
- スリムなのに高スペックでミドルクラスと変わらない性能
GALLERIA ST ガレリア STは大人気「ドスパラ」の唯一無二のスリムPCです。
ミニタワーサイズよりも小さく、デスク周りをすっきりと魅せることができます。
スリムにもかかわらず、ミドルクラスと同等のスペックでどのゲームでも超快適プレイが可能で、ベンチマークソフト「ファイナルファンタジーXIV 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」の最高設定でも「非常に快適」を叩き出すほど。
標準からBluetooth・WiFiも搭載しており、コントローラーの接続も問題なくでき、小型ゲーミングPCの中でも特に性能に優れた製品です。
激安ハイスペックPCはドスパラだけ!
G-Tune P5-KK【ゲーミングノートPC】
商品名 | G-Tune P5-KK |
おすすめ度 | ★★★★ |
CPU | Core i7 10750H(6コア/12スレッド) |
グラフィックス | GeForce GTX 1650 |
メモリ容量 | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | NVMe対応 M.2 SSD512GB・HDD 1TB |
サイズ | 幅359.5mm×奥行238mm×高さ22.8mm |
主にできるゲームタイトル | fortnite・APEX・COD・その他格ゲー |
G-Tune P5-KKの特徴
- 価格.comで、売れ筋ランキングNo.1
- 重量2.13kgで持ち運びも簡単
- ゲーミングノートPCにもかかわらず高スペック
G-Tune P5-KKは、価格.comで、ゲーミングノートPCの売れ筋ランキングNo.1の製品です。
小型ゲーミングPCの部類に属する「ゲーミングノートPC」ですが、サイズもコンパクトで持ち運びもできます。
第10世代Core i7 10750Hに加え、GeForce GTX 1650を搭載しており、ゲーミングノートPCでは、かなり高スペックです。
自身でのカスタマイズは難しいものの、購入時にカスタマイズできる点でも優れています。
また、モニターへの接続も容易にでき、家で使用する際は通常のゲーミングPCと同じように使用することができます。
普段使いの持ち運びPCとしても利用したい人に、おすすめの製品です。
小型ゲーミングPCのメリット2つ
小型ゲーミングPCの主なメリットは下記の2つ。それぞれ簡単に説明します。
- 省スペースでデスク周りをすっきりさせることができる
- 持ち運び可能で出先でも使用することができる
省スペースでデスク周りをすっきりさせることができる
小型ゲーミングPCの最大のメリットは「省スペース」なことです。
デスクがあまり大きくない方や、デスク周りをすっきりさせたい方にはぴったりです。
中でも「超小型ゲーミングPC」は、どのゲーム機よりも小さく、かわいい印象を持つことができます。
通常のゲーミングPCはスペックが高い代わりに、ごつごつとした見た目があまり好きじゃないという声も少なくありません。
博士
持ち運び可能で出先でも使用することができる
小型ゲーミングPCの中でも、取っ手がついていて持ち運びができるものもあります。
その他に、ゲーミングノートPCは出先でも使用したい方の悩みをすぐに解決してくれる製品です。
通常サイズのゲーミングPCでは、家にいるときしか利用できませんが、ゲーミングPCを持ち運びできることによって、ゲーム大会の会場や、オンラインで繋がった友達に会いに行くときでも使用することが可能です。
小型ゲーミングPCのデメリット
大きなメリットがある小型ゲーミングPCですが、デメリットがあることも理解する必要があります。
小型ゲーミングPCの、主なデメリットは下記の3つです。
- 拡張性が低くカスタマイズしにくい
- 大型のゲーミングPCよりは性能が劣る
- 熱がこもりやすい
拡張性が低くカスタマイズしにくい
カスタマイズ性の低さは、小型ゲーミングPCならではのデメリットです。
超小型ゲーミングPCや、ゲーミングノートPCになると内部が複雑で、自身でカスタマイズしようとすると難易度が高いです。
さらに、ケースが小さいものは追加でグラフィックボードを取りつけたくても、取り付けることができません。
このように、カスタマイズ性の低さは、ゲーミングPCをカスタマイズしたい方にとっては大きなデメリットです。
しかし、最近の小型ゲーミングPCや本記事内で紹介したゲーミングPCの中には、カスタマイズが簡単にできるものもあります。
さらに、小型にするためにかなりいいもの詰め込んでいる製品も多いため、カスタマイズしなくても良いという一面もあります。
大型のゲーミングPCよりは性能が劣る
本記事内で紹介した小型ゲーミングPCはかなり高いスペックのものが多いですが、大型のゲーミングPCに比べると、やはり性能は劣ります。
しかし、大型のゲーミングPCはスペックが高い代わりに、値段も高いので、ゲームでお金を稼いでいる人向けのものばかりです。
ゲーミングPCでゲームをしたいと思う方や、ゲームで稼げるようになるためにゲーミングPCが欲しいと思っている方には、小型ゲーミングPCは十分な性能です。
博士
熱がこもりやすい
大型のゲーミングPCに比べると、小型ゲーミングPCは熱がこもりやすいです。
大型のゲーミングPCには、ゲーミングPCの熱を逃がしてくれる「ファン」や熱の逃げ場となる「空間」、排気口が多く搭載されているめ、熱をより逃がしやすい設計となっています。
しかし、小型ゲーミングPCは、熱を逃がしてくれるファンも少なければ、排気口も少なく、熱がとてもこもりやすいです。
この「熱がこもりやすい」というのは、機械に大きな影響を与え、機械の寿命が短くなったり、システムが危険を感知して機械を停止する恐れもあります。
対策として、周りに物を置かなければ熱は通常よりも逃げやすくなるので、小型ゲーミングPCをデスクに置く際は、周りに無駄な物を置かないようにすることが大切です。
小型ゲーミングPCの選び方
本記事内で紹介している製品を選ぶ際にも注目した「ゲーミングPCで重要視しなければならないポイント」をご紹介します。
小型ゲーミングPCを選ぶ際に特に注目したいポイント
- CPU(コア/スレッド)
- CPU(コア/スレッド)
- メモリ容量
ゲーミングPCで、それぞれどれくらいの性能が必要かを解説します。
CPU(コア/スレッド)
ゲーミングPCを選ぶ際に特に重要視されるのが、CPUです。
多くの方はCPUの名前だけ見て決めていることが多いですが、実は「コア/スレッド」が重要なのです。
コアとスレッドの関係は、
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- コア=脳みその数
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- スレッド=処理できる仕事の数
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となり、数字が大きくなるにつれて性能も上昇します。
1つのCPU中に、コアの数だけ脳みそがあり、スレッドの数だけ同時に処理ができるため、CPUの名前だけ見るのではなく「コア/スレッド」の数を見なければ、意味がありません。
博士
CPUを選ぶ際は、Core i5・Ryzen 3というような名前だけでなく、コア数とスレッド数をしっかりと見て、できれば6コア/6スレッド以上の物を選ぶようにしましょう。
GPU
GPUの正式名称はGraphics Processing Unit、グラフィックボードと言われている物はGPUに属します。
3Dグラフィックスなどの画像描写の計算処理を行ってくれる半導体チップで、CPUの代わりに画像や映像などの3Dグラフィックスの処理を行うため、CPUと同様にゲーミングPCではGPUが重要視されます。
博士
グラフィックボードは後付けのGPUで、多くのゲーミングPCに搭載されています。
グラフィックボードの中でも、特に使われているのが「NVIDIA」、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
そのGPUとなるグラフィックボードですが、ゲーミングPCでゲームをする際には、GeForce RTX 20XXシリーズが理想とされています。
博士
メモリ容量
ゲーミングPCのメモリとは、PCの記憶装置の事です。
メモリがあることにより、ゲーム内のデータやPC内の様々なデータを記憶し、同時に作業をすることが可能です。
メモリではGBの単位が使われるので、ストレージのSSDやHDDと間違わないようにしましょう。
メモリ容量が足りないと、ゲームがカクつくなどの様々な支障がでます。
多ければ多いほど良いというものではなく、オーバースペック過ぎるとただの無駄でしかありません。
最低でも、8GB以上のメモリ容量があるものを選ぶようにしましょう。
博士
パーツ | 理想 | 最低ライン |
CPU | 6コア/12スレッド以上 | 4コア/8スレッド |
GPU | GeForce RTX 20XXシリーズ | GeForce GTX 16XXシリーズ |
メモリ容量 | 16GB | 8GB |
小型ゲーミングPCおすすめケース【番外編】
現在、自作PCを利用していたり、カスタマイズを行っている方だと、中身はそのままにケースを変えるだけで小型ゲーミングPCにすることもできます。
おすすめの小型ゲーミングPCのケースは下記の3つ。それぞれタイプが分かれているので、詳しく解説します。
- LEVEL 20 VT
- Value Solution Series VSK2000-U3
- Crystal 280X
LEVEL 20 VT【キューブ型ゲーミングPCケース】
サイズ | 幅320mm×奥行415mm×高さ347mm |
重量 | 1kg |
タイプ | キューブ型 |
LEVEL 20 VTの特徴
- 4面強化ガラスでかっこいいデザイン
- 最大350mmの拡張カードスペース
キューブ型小型ゲーミングPCの良いところを集めたケースです。
ケースの外観は、4面強化ガラスなので中のLEDを光らせたときに発色を損ないません。
さらに、最大350mmの拡張カードスペースなど、グラフィックボードも取り付け可能で、増設などのカスタマイズ性も優れています。
ファン取り付けも容易にでき、小型PCの問題点である「熱」を考えられた設計で、キューブ型のPCケースでかっこいいものが欲しいという方には特におすすめです。
Value Solution Series VSK2000-U3【スリム型ゲーミングPCケース】
サイズ | 幅100mm×奥行380mm×高さ338mm |
重量 | 3kg |
タイプ | スリム型 |
Value Solution Series VSK2000-U3の特徴
- スリム型でスタイリッシュなスタンド付きのデザイン
- 拡張やメンテナンスも容易にできる設計
スリム型ケースならデスク上どこでも置けます。
スリム型ケースの不評なところは、デザインがあまりかっこよくないという事がありますが、VSK2000-U3は黒を主体に、アクセントとしてシルバーが入っており、高級感のあるスタイリッシュなデザインで、デスク周りをよりおしゃれにできます。
ゲーミングPCにおける様々なカスタマイズや、メンテナンス面も考慮された設計です。
スタンド付きで、倒れる心配もないコスパの良いスリム型ゲーミングPCケースです。
Crystal 280X【ミニタワー型ゲーミングPCケース】
サイズ | 幅280mm×奥行398mm×高さ351mm |
重量 | 7.1kg |
タイプ | ミニタワー型 |
Value Solution Series VSK2000-U3の特徴
- ゲーミング感満載のデザイン
- 個別カスタマイズ可能のLEDを32個搭載
- 熱を考えたファン設計
ミニタワーの全てを凝縮したようなケースで、3面の強化ガラスに加え、32個のLEDを搭載されており、ゲーミング感満載のPCを作ることができます。
ミニタワー型なので、カスタマイズ性も高く、冷たい空気が最も熱を発する箇所に行くように設計されているため、PC内をより冷やすことが可能です。
博士
まとめ
今回は、おすすめの小型ゲーミングPCから選び方、小型ゲーミングPCケースまでご紹介しました。
小型ゲーミングPCはスペックが低く、カスタマイズ性が少ないというのがネックですが、本記事内で紹介した小型ゲーミングPCは、その不満を感じさせないものばかりです。
小型ゲーミングPCの中には、GPUが弱く思うようにゲームができないことも多くあります。
心配な方は本記事内の小型ゲーミングPCや選び方を参考にしてください。