Razer Deathadderは2006年にRazerから初代Dearhadderが発売され今日まで幾度もアップグレードされ続け、非常に完成されたゲーミングマウスとして、
初心者からプロゲーマーまで幅広い層に世界中で愛用されています。
実際にLOLのプロゲーマーFaker氏やR6Sの父ノ背中 副リーダーけんき氏、ストリーマーのFROGMAN氏などが愛用しています。
Olha esse AIM LOCK pic.twitter.com/4GPbNOCTY6
— FROGMAN (@Frogmaan) 2019年5月28日
動画からFROGMAN氏の安定したAIMが伺えます。
今回は、そんな多くの層から愛される右手用定番マウスRazer Deathadder Eliteをレビューしてみたいと思います。
DeathAdder Eliteスペック
メーカー | Razer(レーザー) |
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タイプ | 光学式マウス/有線 |
DPI | 100 ~ 16000dpi |
インターフェイス | USB |
最大トラッキング加速 | 450IPS |
最大加速度 | 50(G) |
ボタン数 | 7ボタン |
重量 | 105g(実測98g) |
LEDカラー | 1680万色(Razer Chroma ライティング) |
マウス寸法 | 127(D)mm x70(W)mm x44(H)mm |
ケーブル長 | 2.1m |
対応OS | Windows 10 / Windows 8 / Windows 7 / Mac OS X 10.8 – 10.11 |
ソフトウェア | Razer Synapse |
Deathadder Eliteの特徴
良い点
・そこまで高くない
値段が6000円程度とお手頃です。迷った時に試しに買いやすいと思います。
・手の大きい人に向いている
全長127mm 幅70mm 高さ44mmと大きいです。
・ケーブルが柔らかい
マウスパットに引っ掛かりにくい。
・いつでも手元でDPI調整可能
マウスについているボタンを押せば設定画面に行かずに調整可能です。
・脅威の耐久性
最高5,000万クリックに耐えたという驚異的な耐久性(公表値)
・1680万色のカラー
LEDのカラーが1680万色とカスタマイズが自由自在
・最先端のオプティカルセンサー
Pixart最上位センサー「PMW2289」搭載
・2つのラバーサイドグリップを使用
視点移動時の持ち上げた時に滑りにくい。
悪い点
・手の小さな人には向いていない。
マウス自体が大きな為、手が小さな人にはオススメ出来ません。
・オンボードメモリーを搭載していない。
一番の欠点としてオンボードで、DPIやマクロの保存が出来ない為、大会を目指しているプレイヤーは使いにくい。
・Razer Synapseのアカウントの作成が必要
DPIやマクロを保存する為のソフトウェアのアカウントの作成が必要
実際にマウスを持った様子
3つの持ち方でご紹介します。
かぶせ持ち
かぶせ持ち用のマウスなだけあってフィットします。
ラバーグリップのおかげで滑らずしっかり持てます。
掴み持ち
膨らんだ形をしている為、第二関節から浮いてしまうのでフィットしません。
つまみ持ち
やはり膨らんだ形のせいか全然フィットしません。
クリックについて
クリックは凄く軽いです。
今まで使ったFK2やRaval 310,110などと比べると断トツで軽く、
タップ撃ちが物凄くやりやすいです。
DPI調節
ホイール下の2つのボタンを使い、すぐにDPIの切り替えが可能です。
①がDPIのアップ、②がDPIのダウンになります。
ソフトウェア編
各配置設定
ソフトウェアを使うことでボタンやホイールを好みの設定にカスタマイズ可能
DPI設定
DPIを100刻みでカスタマイズ可能
ポーリングレートを125,500,1000で選択可能
マウスパッド設定
使用しているマウスパッドを登録する事によってセンサーの追従性を自動最適化することが可能。Deathadderでマウスパッドをなぞるだけで使用しているマウスパッドを登録することができます。
リフトオフ距離(マウスを持ち上げた時にセンサーが届かなくなる距離)を調整可能
1ヶ月使ってみた感想
使用感は、手が大きく右利きで被せ持ちの人には相性抜群なマウスです。
コードも柔らかいのでマウスパットに引っ掛かるというのはなかったです。
重量も標準的なゲーミングマウスとあまり変わらない為、疲れを感じません。
マウス表面とサイドボタンはサラサラした材質のプラスチックで加工されているので手汗をかいてもストレスを感じることなく、快適にゲームをプレイ出来ます。
左右のラバーグリップのおかげでしっかりとグリップも出来るため細かくしっかりと止めることもでき安定したAIMを実現することができます。
ですが、オンボードメモリーが搭載されていない為、オフライン大会など持ち運びが必要なシーンは不向きでしょう。
逆に海外でのプロゲーマーでの使用率が高いゲーミングマウスはLogicoolのG PROやFinalmouce ninja air58などが現在シェア率が高くなっております。
ソフトウェアRyzer Synapse 3が無ければ細かな調節が出来ないのと、
ソフトウェアRyzer Synapse 3もアカウントの作成が必要で少々面倒に感じました。
しかし、ソフトウェアの点を除いてもDeathadder自体は、
流石歴史のあるゲーミングマウスなだけあって、しっかりと作り込まれており、
マウスを光らせてくれるカラーバリエーションなども豊富でデスク周りを彩ってくれ、
しっかりとした安定から初心者からプロまで使われるのに納得のゲーミングマウスでした。
手が大きく右利きでゲーミングマウスに悩んでる方にとっては有力な候補の1つになるでしょう。